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リュウちゃんの懐メロ人生

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2018年12月05日
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カテゴリ:紅葉狩り
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
60年ぶりに訪れた箕面(みのお)の大滝
人混みから佇立する様は、まさに雄大!



​11月23日(勤労感謝の日)約60年ぶりに大阪府箕面市にある「箕面の滝」に行って来ました。​
60年前、リュウちゃんは小学校6年生、
当時は、生まれ故郷の三重県伊勢市に住んでいたのですが、大阪に叔母が
住んでいまして、夏休みなどによく遊びに行ったのです。その時に叔母さんと叔母さん夫妻の一人息子(従弟)の3人で箕面の滝を観に行ったのですが、60年後の現在では、その記憶は全く曖昧になってしまいました。

​​60年前の記憶を取り戻したい!
箕面の滝の遊歩道は昨年の台風21号で大きな被害を受け、1年余り通行不能になっていましたが、先ごろ修復が終わり、通行再開のニュースが伝えられたたばかりです。

よし、箕面に行って見よう!
​​
例に寄りまして女房殿お手製のおにぎり弁当とリュウちゃんお手製(?)の缶ビール(2缶)をリュックに詰め、午前8時、法隆寺を出発、午前10時、阪急箕面駅到着、

下記の図は「箕面公園」の散策図です。この「図」の一番下に阪急箕面駅があり、一番上に目的の「箕面の大滝」があります。



​​駅から滝までは約2,8キロ​​

駅前で散策マップを配っていたお兄さんの言葉によれば、
「滝までは40分くらいで着きますよ」
箕面公園の入り口にある石碑、

​​ありゃ、
箕面の紅葉も「半分青い」?​​



​遊歩道の横には、
「箕面川」の渓谷が流れています。渓谷の左右には、至る所に紅葉が観られるのです。​
 
​​箕面川の渓谷沿いは、
紅葉の宝庫だ!​​













「昆虫館」を通り越しました。



​​<瀧安寺(りゅうあんじ)>​​
 
「昆虫館」から少し上った所に、「瀧安寺」という古刹があります。



​​この古刹は、寺伝によれば658年(一説には650年)に役小角が箕面滝の下に堂を建設し、本尊の弁財天像を安置し、「箕面寺」と命名したのが始まりなのだそうです。また、平安時代から、現在の「宝くじ」の原型である「富くじ」が行われたため、「宝くじ発祥の寺」とも呼ばれています。​​
 
7世紀中葉の創建の瀧安寺
奈良の大仏よりも100年も古いのだ!
ここに祈願すれば、年末ジャンボも大当たりするかな?









​​​道沿いの箕面川の渓谷には、リュウちゃん行きつけ(?)の「赤目四十八滝」と同じように、幾つかの「小滝」があります。ただ、赤目と違って、「本当に小滝」なので、名前が付けられている滝は無いようです。​​​
 
道沿いの小滝、
やはり癒される。







​​<山茶花の群生>​​
渓谷の周辺には、紅葉と並んで、至る所に野生の山茶花が咲いていました。
 
ひょっとすると
楓(紅葉)の木よりも、山茶花のほうが多い!?

箕面公園の山茶花は、紅葉の陰に隠されて、あまり宣伝されていないようですが、、紅葉が散った後では、きっと山茶花で埋め尽くされることでしょうね。

箕面公園は「さざんかの宿」だ!
紅葉の散った真冬に行って見たい!













阪急箕面駅から歩き始めて、既に1時間が経過しました。
 
駅前の案内のお兄ちゃん、
40分で大滝に着くと言っていたのに
1時間経っても着かない。
​リュウちゃんの歩みがのろいせいなのかな?​

大滝が近づくにつれて、周りの紅葉も少し色付きが増してきたようです。

深山幽谷の中の紅葉
深い趣きがあるのだ!













駅から歩くこと1時間30分、午前11時30分、やっと前方に箕面大滝が見えて来ました.
 
​それにしても凄い見物客だ!​​



​​おお、絶景かな絶景かな!
箕面大滝は迫力満点!
来て良かった!​​















​う~ん
滝の崖にも山茶花が咲いているのだ!​​



​お腹が空いた。もうお昼だ。​​
 
で、大滝を見上げる休憩所で昼食、

プファ~、ビールが旨い!
豪快に流れ落ちる滝の冷気が爽快だ!



昼食を終え、暫し滝の周辺の紅葉を鑑賞、
 
​​やはり滝の周辺の紅葉は素晴らしい!​​











​​大滝の水は
何処から流れてくるのだろう?​
 
下の写真は、滝から少し離れて、滝の上部を見上げたものです。



上の写真で見る限りでは、滝の頂上部の奥は平坦な感じで、滝の上部にな膨大な水を落下させる水源があるようには見えません。
 
山のあなた(上、彼方)の空遠く
幸(さいわい)住むと人のいふ

と、ドイツの詩人カール・ブッセは言いましたが、

箕面大滝のあなたは
何が住んでいるのだろう?
​​
と思ってネットで調べましたところ、以下のことが判りました。
(1) 箕面大滝は箕面川の中流にある落差33mの滝である。
(2) 箕面川は標高680mの「石堂ケ岡」という山に源流を発する。
(3) 箕面川は途中、標高約300の所に、落差47mの「箕面川ダム」で水を貯える。
(4) 「箕面川ダム」より標高が約100標高が低い所に「箕面大滝」(大体、標高200m)がある。
(5) 「箕面大滝」から阪急箕面駅までは散策路2,8キロ、標高差約100mである。従って阪急箕面駅の標高は約100mである。

う~ん、自分で書きながら、判ったような判らないような、、、(苦笑)

しかし、
箕面の滝のあなた(上)には、「箕面川ダム」があり、
その上には大滝より約400m標高の高い箕面川の源流がある。

ということが判りました(やれやれ)

午後1時、下山開始、
帰路は往路の舗装された道ではなく、下の写真の「風呂ケ谷、中千本、地獄谷」の道沿いに下山しました。この道は往路の対岸を行く舗装されていない、文字通りの「山道」なのです。



午後2時、阪急箕面駅到着、
 
午前10時に出発してから、4時間の「紅葉狩り」でした。色づきはイマイチでしたが,60年ぶりの「箕面」を堪能したハイキングになりました。

下の写真は駅前の土産物店通りです。



​箕面の名物といえば、「もみじの天ぷら」、​
 
大抵の店では「もみじの天ぷら」を店頭で揚げています。


(もみじの天ぷら)

リュウちゃん、60年前に食べた記憶が蘇ってきました。
60年ぶりに食べてみようと思い、店に入ったところ、

「もみじの天ぷら」
完売しました。



アチャ~、
60年ぶりの「もみじの天ぷら」はお預けだ!
 
死ぬまでに食べることが出来ることやら?



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最終更新日  2018年12月05日 08時07分05秒
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