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カテゴリ:将棋・藤井聡太
京都府宇治市の花の寺「三室戸寺」、 今、アジサイとハスの花が満開! 6月24日、女房殿の運転する車の助手席に乗って、京都府宇治市にある花の寺、 「三室戸寺(みむろとじ)」に行って来ました. 本来ならJRを使って電車で行くのですが、新型コロナウィルス禍の中で、公共交通は使わないと決心したリュウちゃん、徒歩やママチャリで行けない遠方は、車で行くしか方法が無いのです。 新型コロナのおかげで 夫婦円満なのだ! 奈良の斑鳩町のリュウちゃんの家から三室戸寺まで車で行くには、先ずリュウちゃんの家の近くを走っている「国道25号線」を東に向かい、大和郡山市で、「国道24号線」に入り、道なりに北上し、JR宇治駅付近で右折すると、そこから約3キロの距離に「三室戸寺」があります。 リュウちゃんの家から三室戸寺まで、 所用時間1時間10分、 絶好のドライブコースなのだ! 以下は<「三室戸寺」のHP> です。 午前9時、法隆寺出発、午前10時ちょっと過ぎ、三室戸寺前の駐車場に到着、 いつもなら「おにぎり弁当と缶ビール」持参なのですが、三室戸寺の境内では「飲食禁止」なので、近くで「外食」する予定で「手ブラ」で出かけたのです。 下の写真は「三室戸寺」の入場口です。 新型コロナ禍にも拘わらず、 凄い人出だ! 入場口から100m位、坂を上りますと、 「赤い山門」に至ります。 「山門」までの道の右脇は「アジサイ園」 、以下の写真はこの道で撮りました。 赤い「山門」です。 「山門」を潜りますと、右眼下に庭園が広がります。 この庭園は「与楽園」と呼ばれていまして、「昭和の小堀遠州」と称された作庭家・中根金作氏により、平成元年に竣工しました。総面積約5000坪、庭園の上部は枯山水庭園、池泉回遊式庭園、下部はツツジ、シャクナゲ、アジサイ園になっています。 山門の近くに、以下の看板が立っていました。 ツツジ:20000本(見頃:5月) シャクナゲ:1000本(見頃:4~5月) アジサイ;10000株(見頃:6月) 「三室戸寺のアジサイ」は、「全国アジサイ名所」のランキングでも、いつも、ベスト5に入る全国的に有名なアジサイの名所なのです。また、6月のツツジも関西屈指の名所になっています。 以下に三室戸寺のHPに公開されている三室戸寺の「境内案内図」を貼り付けます。 <アジサイ園> 三室戸寺の「アジサイ園」には、50種10000株のアジサイが植えられています。 それでは以下に「アジサイ園」の写真を何枚かUPしてみます。 アジサイに関する歌、リュウちゃんは殆ど知らないのですが、昨年秋、京都嵯峨野のブログに貼り付けましたフォーク・デュオ、「たんぽぽ」の歌う「縦縞のシャツを着て」(詞・曲:小椋 佳)が。最近、「アジサイの歌」としてリュウちゃんの頭の中で鳴っているのです。 <「縦縞のシャツを着て」:たんぽぽ> 「たんぽぽ」の清楚な歌声 アジサイの清楚な姿にピッタリだ! <枯山水庭園> アジサイ園の上部にあります。 <池泉(ちせん)回遊式庭園> 夏なのに 赤く色づいた紅葉がある!? 一年中赤い色をした紅葉、奈良でもよく見かけますが、何といいう品種なのかと思い、ネット調べしました所、多分 ノムラモミジは江戸ぞ代から園芸品種として栽培されていたようです。 庭園を上り切ったところに、本堂に上ろ60段の石段があります。 この石段、 もうすぐ後期高齢者のリュウちゃん、 ちょっとキツい(情けなや~!) 石段を上り切ると、 そこは極楽浄土! 本堂の前には、100種250鉢のハスの花があり、見頃を迎えていました。 <三重塔> 「本堂」の右手奥に「三重塔」があります。元禄17年(1704年)建立、明治43年、兵庫県から三室戸寺に移設されたのだそうです。 <本堂> 三室戸寺は奈良時代後期、西暦770年に光仁天皇によって創建されました。平安時代から室町時代にかけて隆盛を誇りましたが、応仁の乱直前の直前の1462年、大火災で全伽藍消失、その25年後の1487年、本堂が再建されましたが、それから86年後の天正元年(1573年)、織田信長に敵対したため、焼き討ちに遭い、寺領を没収され衰退しました。復興されたのは、それから46年後の寛永16年(1639年)です。 以上のような「寺歴」を持っている寺なので、本堂、三重塔、鐘楼などの伽藍は全て江戸時代以降の建造物ということになります。本堂は江戸時代末期の文化11年(1814年)に再建されました。 <本尊> 千手観音像:「千手観音」といいながら、手は2本(二臂)しかありません。かなり厳重な「秘仏」で、写真も公開されていません。身の丈僅か1尺2寸(36,4cm)の金銅仏、厨子に納められていて、数十年に一度位開扉(公開)されるようです。本尊そのものは秘仏なので、滅多に見ることは出来ませんが、本尊を収納した厨子の前には、本尊を数倍に拡大した「御前立ち」(レプリカ)が安置されています。 「御前立ち」は、以下の動画で観ることが出来ます。 念のため、上記You-Tubeから撮った「御前立ち」の写真を3枚掲載します。 江戸時代に 作られたレプリカとは云え、 いいお顔をしている! <狛蛇(宇賀神)> 三室戸寺の境内には、狛牛、狛兎などのモニュメントがありますが、中でも一際目を惹かれるのが、以下の「狛蛇(宇賀神)」です。 顔は翁、胴体は蛇、 何とも異様な「像」だ! この「宇賀神」は2012年に設置されたようで、同年6月27日付けの毎日新聞には以下のような紹介記事が掲載されました。 「三室戸寺にはカニを助けた娘が蛇に嫁入りを迫られ、カニが蛇を退治した伝承があり、娘が蛇の供養のために奉納したと伝わる宇賀神の木像(非公開)がある。寺は気軽に触れてもらおうと、木像に似せた石像を新設した。蛇の尾には金運、翁の髭には健康長寿の御利益があるとされている」 不信心人間のリュウちゃん、 御利益に無関心なので、宇賀神の髭や尻尾には触りませんでしたが、この姿。別の意味で興味津々になりました。 それは、 「宇賀神」は「スターウォーズ」の ジャバ・ザ・ハットとソックリだ! ということです。 (ジャバ・ザ・ハット) もうお昼時、 お腹が空いた! 三室戸寺付近には適当な店がありませんでしたので、宇治川付近に移動して適当な昼食店を探しましたところ、 ありました! 「函館市場京阪宇治店」 ちょっと高級な「回転寿司」店です。宇治川の畔にあります。 (函館市場京阪宇治店) リュウちゃんは勿論、寿司よりもビールがお目当てです。 プファ~、ビールが旨い! 急流の宇治川も美しい! ーーーーーーー 祝! 藤井聡太新棋聖誕生。 (藤井聡太初戴冠) 2020年7月16日(木)、渡辺 明棋聖との棋聖戦5番勝負第4局に臨んだ藤井聡太七段は、110手でこの大一番に勝利し、17歳と11ヶ月で史上最年少タイトルを獲得しました。 藤井聡太新棋聖 おめでとうございます! 第4局は、夕方までずっと渡辺棋聖が「6:4」くらいで優勢だったのですが、 渡辺の77手目、「5三桂不成」が疑問手だったようで、この手を境に形勢逆転、以後、少しも緩むことなく、110手という比較的短手数で寄せきりました。 この「劣勢から優勢」に切り替わった場面は、以下の棋譜解説動画で確認して下さいね。 本棋聖戦では、第2局で藤井七段が58手目に指した「3一銀」がAIで6憶手読んで初めて「最善手」として浮かび上がる「物凄い手」ということで大きな話題になりました。この評価を下したのは、今年の世界コンピュータ将棋オンライン大会で優勝した「水匠」というソフトです。開発者は弁護士の杉村達也氏です。 その杉村氏が、「6憶手」の意味を語った興味深いサイトがありましたので、以下に貼り付けます。 新棋聖就位後の7月18日(土)、公式戦である「将棋日本シリーズJT杯」初戦で、菅井竜也七段に快勝、17歳最後の日を勝利で飾りました。 翌7月19日は、18歳の誕生日、 藤井聡太新棋聖、 誕生日おめでとうございます。 <日付けが確定している対局> ★7月24日(金):竜王戦決勝トーナメント第1局(vs丸山忠久九段)、 ★7月29日(水):B級2組順位戦第3局(vs鈴木大介九段) ★8月2日(日):NHK杯戦第1局(vs塚田泰明九段) ★8月4~5日:王位戦第3局(vs木村一基王位) ★8月19~20日:王位戦第4局(vs木村一基王位) <成るか?史上最年少八段昇段> 藤井聡太棋聖の段位は現在「七段」です。棋士はタイトルホルダーである限りは段位では呼ばれず、タイトル名で呼ばれるのですが、やはり八段昇段が気に掛ります。 藤井棋聖が八段になる最速条件は、王位のタイトルを奪取することです(タイトル2期獲得)。最速での王位奪取は第3局、第4局を連勝することで、8月20日に達成が可能です。そうなりますと、 18歳と1ヶ月で八段に昇段します。 これまでの八段昇段最年少記録は加藤一二三九段の18歳と3ヶ月なので、八段昇段も最年少記録更新が現実味を帯びてきましたね。 <学校の問題> 藤井棋聖は、今、名古屋大学付属高校の3年生です。6月から対局過多となり、殆ど高校に出席出来ていない筈です。今後、更に王位戦、竜王戦などのタイトル戦挑戦が目白押しになりますと、益々高校の授業出席が困難になり、最悪の場合、出席日数不足で留年あるいは退学になる可能性も充分にあり得ると思われます。 2017年7月1日、藤井聡太四段(当時)の連勝記録が29でストップした時、 リュウちゃんは<藤井聡太四段、30連勝成らず!>といううブログを更新しました。 このブログの中で、彼の進学問題に触れていますが、その時のリュウちゃんの結論は、 「既に「棋士」という天職を得た以上、 肩書としての「高卒」、「大卒」は藤井四段には不要だ!」 というものだったのですが、現在はちょっと違って来ていまして、 「将棋の頭脳」と共通するのは「数学の頭脳」、 「将棋の頭脳」の開花は約束されたので、この上は「数学の頭脳」を開花して欲しい。「数学の頭脳」が開花すれば、「将棋の頭脳」と共振して、両方の頭脳を更なる高みに導くであろう。 そのために大学・大学院に進学して欲しい」 と、勝手に思っているのです。 日本中が新型コロナウィルスのニュース一色になってしまった2020年4月3日、新聞各紙に以下のような記事が小さく掲載されました(以下は毎日新聞の記事です) 以下、上記記事の本文を貼り付けます。 「未解明だった数学の超難問「ABC予想」を証明したとする望月新一・京都大数理解析所教授(51)の論文が、同所が編集する数学専門誌に掲載されることが決まった。3日、京大が発表した。ABC予想は、素因数分解と足し算・かけ算との関係性を示す命題のこと。4編計640ページからなる論文は、斬新さと難解さから「査読(論文の内容チェック)に8年かかったが、その正しさが認められることになった。有名な数学の難問「フェルマーの最終定理」(1995年解決)や「ポアンカレ予想」(2006年解)決の証明などと並ぶ快挙となる」 望月新一教授、 物理学のアインシュタインのような 「数学の超天才」なのだ! (望月新一教授) (アインシュタイン) で、リュウちゃんの勝手な希望は、 「藤井棋聖に望月教授の在籍する京都大学理学部に、日本の国立大学ではほぼ唯一実施している「特色入試」を利用して入学し、今、未解決の数学の最大の難問である「リーマン予想」の解決にチャレンジして欲しい」 望月教授はメディアの取材には全く応じない姿勢を貫いています。リュウちゃんのような「俗物」から見れば「かなりの変人」のように思われます。 望月教授のブログ、 2016年に開設以来、 更新された記事数は僅か21件、 リュウちゃん以上の寡作なブログだ! で、もの好きリュウちゃん、早速、望月教授のブログを「お気に入り」に入れたのですが、もとより浅学菲才の人間なので、何をコメントしたらよいのか全く分からず、そのままにしているのです(トホホ!) 藤井聡太棋聖殿、 京都大学理学部数学科に入り 「リーマン予想」を探求して下さいね!
(藤井聡太「探求」) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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