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リュウちゃんの懐メロ人生

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2021年07月09日
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カテゴリ:時事問題
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
新型コロナウィルス第5波到来は確実、
政府は無観客で
開催を強行しようとしているが、、、



​6月14日に「暗雲立ち込める東京五輪」というブログを更新してから、早や1か月近くが経過してしまいました。前回のブログを更新した直後、PCがダウンしてしまい、やむなく修理に出し、1週間くらいでPCが戻ってきたのですが、修理を終えたPCは修理前と違った画面構成になっており、メールなどの一部データも消失、写真を取り込むアイコンも消失してしまいました。そのため、再度修理を依頼し、やっと6月末から、以前のように、使いこなすことが出来るようになったという次第なのです。
​​​6月14日のブログでは、ラストに、作家・赤川次郎氏の新聞投稿のタイトルのように、<五輪中止それしか道はない>というのがリュウちゃんの結論だったのですが、その後の政府、IOC、JOC、組織委員会は、「中止・延期」という選択肢は採らず「観客数を制限して開催」という方向にシフトしてしまいました。その為に私たち一般国民にとりましては、「新しい矛盾」が鮮明に見えるようになってきました。
​​​
​本ブログでは、東京五輪開催にまつわる「新しい疑問点・矛盾点」について、現時点でリュウちゃんの知る限りのことを出来るだけ詳細に書いてみたいと思っています。
​​東京都の新型コロナ感染者は「第5波」に入った。

​リュウちゃんが前回のブログを更新した6月14日の東京都の新型コロナ感染者数は209人だったのですが、今の時点で振り返れば、これが「一番の底」だったのですね。​
以下、6月21日から7月9日までの東京都の日別感染者数を以下に挙げてみます。

​◎東京都のコロナ日別感染者数
(6月21日)236人、(22日)435人、
(23日)619人、(24日)570人、
(25日)562人、(26日)534人、(27日)386人、(28日)317人、
(29日)476人、(30日)714人、
(7月1日)673人、(2日)660人、
(3日)716人、(4日)518人、(5日)342人、(6日)593人、(7日)920人、(8日)896人、(9日)822人、、

​東京都ではもう3週間も前週を上回る新規感染者が発生していて、緊急事態宣言を出すべき「ステージ4」の段階に突入したことは明白ですね。
​ここで、昨年2月から今年の6月までの「全国の新型コロナ感染者数」のグラフを貼り付けます。



​​​上記グラフによれば、日本のコロナ感染者数は、2020年4月~5月に「第1波」、7月から10月に「第2波」、11月から2021年3月に「第3波」、2021年4月から6月に​​​​「第4波」​​​​を迎えたことが明らかです。しかも「第1波」から「第4波」の感染者数は、ほぼ指数関数的に飛躍的に増加していることが明らかですね。

因みに、昨年、東京五輪の1年延期が決定されたのは3月30日で、「第1波」の直前でした。この時、五輪のキャッチフレーズは「新型コロナに打ち勝った証」と都合よく変更されましたが、

「打ち勝った」どころか、
完全に「打ち負けた」状態ですね。
​​​​​​​​
◎東京都の新型コロナ感染者数シュミレーション
​​
以下のグラフはNHKが4月27日に公表した東京都の新型コロナ感染者数のシュミレーションです。このグラフは、これまで世界の研究者が発表した新型コロナ関連の25万本にも及ぶ論文をAIに読み込み、そこから洗い出して作成されたグラフです。


(シュミレーション・グラフ)

​<秋に第5波到来も!?新型コロナ最新予測~2021年4月27日、NHK>
上記のシュミレーション・グラフでは、8月に東京の感染者数はボトムとなり、8月下旬に「第5波」が始まり、10月に、東京都の1日の新規感染者が3000を超えて「第5波」のピークを迎えるという予測になっていますが、現実の東京都の新規感染者数は6月中旬にボトムを迎え、以後、右肩上がりの上昇に転じています。

つまり、

現実の東京都の新規感染者数は
シュミレーションより
2か月早く進行している。


ということになります。

シュミレーションでは、東京都の新規感染者数が1000人を超えるのは9月頃となっていますが、現実の感染者数の増加を考えますと、

東京都の1日の新規感染者数が
再び1000人を超えるのは、
オリンピック開会式の直前になりそうだ。

本来なら、今すぐにでも東京都では「緊急事態宣言」を発令しなければいけない事態ですが、現在のところ、政府は「まん延防止措置」の延長で、乗り切ろうとしています。
これまで感染防止に殆ど役立たなかった「まん延防止措置」、
このまま続けても、殆ど無意味に思われる。
少なくても東京都は「緊急事態宣言」を出すべきなのだが、オリンピック開催を間近に控えて出せない。

つまり、

国民の「安心・安全・を犠牲にして、
オリンピック開催は強行されようとしているのだ!
許せない暴挙だ!

​​(米)7月7日、東京都の新規感染者は920人となり、たまらず政府は東京都に「緊急事態宣言」を8月20日なで発令しました。これで東京オリンピックは緊急事態宣言の中で開催されることになりましたが、インド型デルタ株の勢いを考えれば、日本の緩い宣言では、感染者の更なる拡大は防げないとリュウちゃんは思っています。

​​<ワクチン接種の大幅な遅れ>
​​菅政権は、新型コロナのワクチン接種を、オリンピック開催までに、特に高齢者を中心に1日100万回接種することによって国民のい間に「安心・安全」のムードを醸成し、オリンピックを有観客で開催しようと目論んで来ました。しかし、6月23日、河野太郎大臣は、「自治体の大規模接種は、6月23日まで、また職域接種は6月25日で、新規申請を一時休止する」と発表、ワクチン接種計画にも暗雲が走りました。

​河野大臣は更に7月6日の記者会見で、9月末までに5000万回分の供給を受けることになっていたモデルナのワクチンについて、「当初は6月までに4000万回分の供給を受けることになっていたが、6月末までに供給を受けたのは1370万回分になった」と表明、またまた衝撃が走りました。


(河野太郎行政改革担当大臣)

オリンピック開催までに、
高齢者に2回ワクチン接種を終え、
「安心・安全なオリンピック」開催を
目論んだ菅首相の願望は
完全に崩れた。

と云えますね。

(2) 開会式の開催時間の問題
​​
東京オリンピックの開会式は、7月23日に東京都新宿区にあるオリンピック・スタジアム(国立競技場)で開催されます。


(オリンピック・スタジアム)

​​<1964年東京オリンピック開会式>

ここで話は57年前の1964年10月10日の東京オリンピックの開会式にさかのぼります。

1964年の東京オリンピック開会式は、収容人員5万人強の旧国立競技場を満席にした中で、午後1時30分~3時43分に渡って開催されました。

当日は快晴、最高気温20,9℃、
絶好の「スポーツ日和」でした。


​(入場式)


(ブルー・インパルスによる五輪)
開会式は昭和天皇・香淳皇后を始め、当時の皇太子明仁親王・皇太子妃美智子夫妻(現在の上皇明仁・上皇后美智子)、常陸宮正仁親王・常陸宮妃華子夫妻などの皇族が臨席し、池田勇人内閣総理大臣、河野一郎オリンピック担当大臣などの各閣僚、船田中衆議院議長、重宗雄三参議院議長、及びアベリー・ブランデージIOC会長を始めIOC委員及び各国の来賓らが出席して挙行されました。参加94か国、7,060人の選手団が入場行進をしました。

​NHKの朝ドラ「エール」のモデルになった古関 裕而が作曲した​「オリンピック・マーチ」に合わせて選手団が入場した後、午後2時58分、臨席された昭和天皇が以下のような開会宣言がありました。

第18回近代オリンピアードを祝い、
ここにオリンピック東京大会の開会を宣言します。


(天皇陛下の開会宣言)
​​<1964年東京オリンピック開会式、天皇陛下開会宣言>
​​
この時、リュウちゃんは高校3年生、大学進学に向けて、本来なら受験勉強に邁進しなければいけない時期だったのですが、受験勉強そっちのけでテレビのオリンピック中継に見入ったのでした。

以下は、1965年に公開された公式記録映画「東京オリンピック」の全長版です。

​<市川崑監督「東京オリンピック」全長版>
​​
​​​この映画、日本の「お偉いさん」には酷く評判が悪く「記録か芸術か」う論争を引き起こしたのですが、2300万人以上の観客を集め、空前の大ヒットを記録したのです。
​​​
​​<2021年東京オリンピック開会式予定>

今年開催予定の東京オリンピック開催は、7月23日(金)午後8時~午後11時に開催されます。

あれ?
1964年には昼間の開催だったのに、
今年は夜・深夜帯の開催、
何故なのだ???

7月23日は、多分、日中の気温は35℃くらいに上昇することは必至です。冷房の効かない日中のオリンピック・スタジアムの客席は耐え難い熱気で、観客は耐えられない筈です。

​​その為にわざわざ
「夜の開催」にしたのかな?

​もう一つ考えられる理由は、最大のスポンサーであるNBCの意向です。NBCはオリンピック開会式も全米にリアルタイムで放送します。ニューヨークと東京の時差は13時間あり、東京の午後8時~11時は、ニューヨークでは、朝7時~10時なります。
​​
朝7時~10時、
テレビ観戦には絶好の時間だ!

かくして、オリンピックの開会式は、アメリカのゴールデン・タイムに合わせるために、わざわざ開会式の時間帯としては不都合な「夜・深夜帯」に設定したと、リュウちゃんは思うのです。

NBCファーストの開会式の時間設定、
全く納得出来ない!

<無観客開催でも、実際は数千人の「客」が入場する???>

7月6日の朝日新聞一面に、以下のような見出しが躍りました。

<小規模会場は有観客=五輪、大会関係者は「別枠」~政府最終調整>

以下、この記事の一部を抜粋して貼り付けてみます。

​政府は東京五輪の観客について、国立競技場で行われる開会式や大規模会場を「無観客」とし、それ以外の規模の小さな会場を条件付きで「有観客」とする方向で最終調整に入った。開会式で1万人程度とされる国際オリンピック委員会(IOC)などの関係者やスポンサーら​「別枠」​については、できる限り圧縮したうえで入場を認める方針だ。
「無観客」は、21時以降の夜間の競技や、収容人数の50%が5千人以上の大規模会場が対象となる。この規模に届かない会場は、条件付きで観客を入れる方向で調整を進める。収容人数の50%までしか観客の入りが想定されておらず、改めて再抽選しなくとも感染対策がとれる競技などを想定しているという。

​​ IOC委員などの「五輪ファミリー」や各国の外交関係者、スポンサーらは​別枠​として観戦を認める方向だ。開会式も入場できるようにする。政府内には別枠の「特別扱い」が世論の理解を得られるか懸念する声もあり、出席者を数百人規模まで絞り込みたい考えだ。
​​
<「別枠」として観戦するのはどんな人たちなのか?>

​上記の朝日新聞の記事によれば、仮に開会式が「無観客」で開催されるとしても、「別枠」として以下のような人達が入場して観戦することになります。
​​<別枠の観戦者>
1、 オリンピック・ファミリー、約3000人
2、 スポンサー(丸川五輪担当相の云う「スティークホルダー」)、約1000人(?)
3、 各国の元首・要人、約100人、

​​組織委員会は、「観客」を入れる場合は、「観客」に対しては会場でビールや酒類は販売しないと決定しましたが、「観客ではない別枠の観戦者」に対しては酒類を提供しないとは一言も言っていません。これは言い換えれば
​​
一般の観客には会場で酒類を販売しないが、
「別枠」の人達には、酒類を提供する。

といいうことなのだとリュウちゃんには感じられました。

何という差別主義!
オリンピックは差別の展示場なのだ!

​​<ホスピタリティ・パッケージ>

​<ラウンジでの飲食サービス付チケット「東京2020オリンピック公式ホスピタリティパッケージ>
​​

(ホスピタリティパッケージ・イメージフォト)

​「ホスピタリティパッケージ」とは「ラウンジでの飲食付きの入場チケット」のことです。東京オリンピックの入場チケットの価格は、下は子供向け、障害者向けの団体チケットの2000円に始まり、大方は12000円に設定されていますが、​
​​Aチケットは何と、30万円!!、Aチケットの一つ下のBチケットでも242000円(!)になります(Bチケットの一つ下のCチケットは107000円、Dチケットは45000円です)
​​
​​多分、Aチケット、Bチケットは、会場で飲食付きの「ホスピタリティパッケージ」なのだと思われます。「飲食付き」ということは、当然、「酒・アルコール付き」ということですね。
​​
仮に開会式で1万人程度の「観客」を入れ、場内での酒類の販売を禁止するとしても、A・Bチケットで入場している人には、パッケージで「酒」が付いているので、会場で飲酒することになる筈です。

​​また、「別枠」で入場するVIP待遇の約4000人には、当然、「ホスピタリティパッケージ」と同等以上の「お・も・て・な・し」(ホスピタリティとは、日本語に訳せば「お・も・て・な・し」のことなのです)で、酒と豪華な料理が提供される筈ですね。
​​
一般の「観客」には酒類を販売しないが、
「別枠」のVIPには酒類で「お・も・て・な・し」する。
何たる差別主義!、
やはりオリンピックは差別の展示場なのだ!

​<首都圏の学校の団体観戦はどうなっているのか?>​
​一昨年、東京都や神奈川県などの首都圏では、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の児童・生徒を対象に、オリンピック競技の団体観戦を100万人規模で行う計画を立て、各学校に観戦希望を募りました。まだ新型コロナ禍が発生していない2019年5月の時点では、観戦を希望する児童・生徒数は小学校で約49万人、中学校で約26万人、高校で約13万人、幼稚園・こども園で約1万人、特別支援学校で約8000人、合計約90万人の団体観戦の希望者があったようです。
​しかし、コロナ禍でオリンピックが1年延期され、東京都で「緊急事態宣言」が発令され、開会式が無観客で開催されるようになろうとしている現時点でも、まだ、この「学徒動員」については、文科省からは実施か中止かという通達は学校側には一切届いていないようです。
「週刊朝日」のウェブサイトである「AERAdot」では、この「学徒動員」の是非について、動員される父兄などに1000人にアンケートを実施しました。

​​
上記アンケートによりますと、

​<学校単位で会場観戦が計画されていますが、ご自身の子供を参加させたいと思いますか?>​
という問いに対して、(参加させたい)が12パーセント、(参加させたくない)が85パーセント、(まだわからない)が3パーセント、となりました。

以下、アンケートの回答を幾つか貼り付けてみます。

「リスクの多い場所にワクチンも接種できない子供をわざわざ差し出すなんて、生贄か何かですか? 狂気だ」(女性、33歳、東京)
「競技場に観客を入れて見栄えをよくするために子供たちを利用したいように思えるから」(女性、47歳、埼玉)​
「中止か開催かも、観客数もいつの間にか決定されていて怖い。亡くなった母が『あれよと言ううちに、いつの間にか太平洋戦争が始まっていた』、と言うのを聞いて『まさか』と思っていたけど、本当だったかもしれない」(女性、69歳、神奈川)
​​「感染者の子供たちの間で必ず感染が広がる。子供の命と健康を何と考えているのか」(男性、80歳、和歌山)​<(米)この回答者は「学徒動員」の父兄ではありません>​
​​
​平時であればリュウちゃんも、この「学徒動員」には賛成なのですが、「緊急事態宣言」下の「学徒動員」には絶対反対です。

この「学徒動員」、
「別枠」なのかな?

​<天皇陛下は開会式に臨席されるのか?>


(天皇・皇后両陛下)

1964年の東京オリンピックでは、昭和天皇が開会式で以下のような開会宣言を行いました。

第18回近代オリンピアードを祝い、
ここにオリンピック東京大会の開会を宣言します。

本来なら、今年の東京オリンピックでも、開会式に今上天皇は臨席され、以下のような開会宣言を行う筈です。

第32回近代オリンピアードを祝い、
ここにオリンピック東京大会の開会を宣言します。

しかし、首都圏で新型コロナの新規感染者が急拡大で増えてきた現在、天皇陛下に開会式に臨席して頂くことは、大いに疑問です。

万一、天皇陛下が開会式出席が原因で
新型コロナウィルスに感染されたら、
菅総理が責任を取るのか?

<西村泰彦・宮内庁長官の「拝察」発言>


(西村泰彦・宮内庁長官)

​​6月24日、西村泰彦宮内庁長官は定例記者会見で、​「オリンピックをめぐる情勢につきまして、天皇陛下は現下の新型コロナウィルス感染症の感染状況を大変ご心配されておられます」​と述べ、その上で​​「国民の間で不安の声がある中で、ご自身が名誉総裁をおつとめになるオリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大につながらないかとご懸念されている、ご心配であると​<拝察>​をいたします」​​、と語りました。
​​
その上で、更に、「私といたしましては、感染が拡大するような事態にならないよう、組織委員会をはじめ関係機関が連携して感染防止に万全を期して頂きたい」と結びました。

西村長官は、記者の質問に答え、更に以下のように述べました。
​「日々、陛下とお話しする中で、私が肌感覚でそう感じていると​拝察​しました」​。​
​「陛下はそういうお考えではないかと、私は思っています。ただ、陛下から直接そういうお言葉は聞いたことはありません」
​この西村宮内庁長官の​「拝察」​発言は政府筋の波紋をひろげています。
​​​もし、西村長官の​「拝察」が天皇陛下の真意であるとするならば、オリンピックの開会式に天皇陛下の出席も開会宣言も依頼することは出来ない。それどころか、天皇陛下の意を汲めば、オリンピックは中止せざるを得ない。
​​​
​そのためか、菅首相や加藤官房長官、丸川オリンピック担当大臣らの閣僚は口をそろえて「西村長官の発言は、長官の個人的見解に過ぎない」と、火消しにやっきとなっています。
しかし、宮内庁長官が公式記者会見で、単なる個人的見解を述べる筈がないですね。

​​​​<長官が「拝察」と言えば、陛下ご本人がそう仰っていると解釈するのが皇室の文化です>(「週刊文春」7月8日号掲載、宮内庁担当記者の談)
​​​
天皇陛下は本当に新型コロナ禍のオリンピック開催を憂いているのだと考えられます。

しかし、菅首相は天皇の意に背いて
オリンピック開催を強行しようとしている。
戦前だったら、反逆罪なのではないか!

​(米)蛇足ですが、西村宮内庁長官はリュウちゃんの出身高校の9年後輩なのです。
​​
​<バブル方式の中の選手村>
​​
​6月20日、東京都中央区晴海に建設された「選手村」が報道陣に公開されました。


(オリンピック選手村)
以下のサイトに選手村のことが紹介されています。
​​<東京五輪・パラ選手村を公開~NHK>
上のサイトに基づき、「選手村」の概要を紹介してみます。

​​<「選手村」の概要>
★東京都中央区晴海の海辺の44ヘクタールの敷地に、「住居ゾーン」、「運営ゾーン」、「ビレッジプラザ」の3つのエリアで構成されている。
★選手の生活を支える「ビレッジプラザ」には、銀行やカフェ、それに郵便局や雑貨店などが入る。
★「居住棟」は、3800戸が用意され、各戸の中に18000床のベッドが用意される。
18000人が同時に宿泊可能。
★「メインダイニング」は3000席、多様な食習慣に対応した700種類のメニューが提供される。
★新型コロナ感染対策として、感染者などに対応する24時間対応の診療室を設置する。
★選手の滞在出来る期間は、入村は競技開始の5日前から、退去は競技終了後2日までである。
★選手村は7月13日に開村する。

​<選手村のルール>
​​
★選手には、「3密」を避けるため、ハグや握手などの物理的接触を避けることが求められる。
​★アルコール類の部屋への持ち込みはOK、但し、共有スペースや村内の公園での複数の飲酒は禁止。
やはり選手村への
酒類の持ち込みはOKなのだ!
東京都は、4回目の緊急事態宣言を受け、
飲食店の酒類提供の終日禁止と
飲食店に酒類を卸す業者に、
「卸し禁止」をしようとしているのに
何故、「選手村」だけが、
酒類持ち込みOKなのだ!
到底、納得出来ない!

酒類は
「選手村」の「ビレッジプラザ」
で販売されるのか?
それとも、
スポンサー企業である
アサヒビールから提供されるのか?
​​到底、納得出来ない!
​<「選手村」での避妊具配布>



​(東京オリンピックの選手村で配布される男性用避妊具?)
この問題は前回のブログでも取り上げましたが、やはりといいますか、組織委員会は公表する気配がなく、またマスコミもこの問題について全く追及する気配がありません。上掲の東京五輪公式避妊具と思われる写真も、本物か否か、リュウちゃんには確認する手段がありません。

「選手村」での男性用避妊具配布は、
実際には無いのではないか?

以下、ネットで拾った避妊具配布の記事を二つ挙げます。
上掲の2つの記事も、
本当は根も葉もないゴシップ記事ではないのか?

7月8日、400mハードルの日本記録保持者で、3回オリンピック出場経験のある為末 (ためすえ・だい)氏が、以下のようなコラムを投稿しました。
やっぱり「選手村」の男性用避妊具配布は
本当だったのだ!
「3密」を避けると謳いながら、
究極の濃厚接触を奨励する避妊具配布、
直ちに止めるできだ!

​​<安倍元首相の「オリンピックに反対する人は反日」発言>


(安倍晋三前首相)

先日、ネットに以下のような記事が躍りました。

以下、上記の記事をまとめてみます。

★安倍氏は月刊「Hanada」誌の、桜井よしこ氏との対談の中で、東京オリンピックに反対している人達やメディアについて

​​​「きわめて政治的な意図を感じざるを得ませんね。彼らは、日本でオリンピックが成功することに不快感を持っているのではないか。共産党に代表されるように、歴史的認識などにおいても一部から​反日的​ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対しています」​
​​
この安倍氏の発言に対し、「日刊ゲンダイ」は以下のように反論しています。

​​「今夏の開催に反対する声が根強いのは、現状で強行すればコロナ感染再拡大や医療崩壊のリスクがあるからだ。決してイデオロギー的な対立ではない。安倍氏は、世論調査で中止や延期を求める6~7割の人も反日的だというのか。懸念を宮内庁長官が代弁した天皇も反日的か」​​​
「だいたい、開催直前になっても観客の有無さえ決まらず混乱しているのは安倍氏のエゴのせいなのだ。昨年、「2年延期」が主流だった関係者の声を振り切って1年延期に決めたのが安倍氏だ。自分の首相在任中に開催したかったのだろう」
​「安倍氏は4年前の都議選でも演説中に「辞めろコール」にブチ切れ、「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と叫んでいたが、当時から何ひとつ変わっていない。自分と異なる意見を敵視して「反日」と決めつけるネトウヨ思考。こんな幼稚な男が今もデカい顔をしているのだから自民党も支持者もどうかしている」
以上の「日刊ゲンダイ」の記事、リュウちゃんも納得です。

安倍晋三氏は、

夏の東京が五輪開催には​「最も不適当な季節」​
であることを知りながら、「立候補ファイル」で、
「アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候」と​嘘八百を並べ、しかもIOC委員へのワイロ攻勢でオリンピック招致を獲得した。

​この行為の全貌が暴露されれば明らかな反日行為だと判定されるだろう。

​​また、天皇陛下はオリンピックの名誉総裁であり、開会式で開会宣言をする責務を負っているが、招致当時のJOC会長だった竹田恒和氏が五輪招致活動の贈収賄疑惑で、訴追を受けたら、開会式を宣言する天皇陛下の顔に泥を塗ることになる。
​​
​これも強引にオリンピックを招致した安倍晋三氏の反日行為だ!
以上の事柄を鑑みると、

​​安倍晋三氏は反日、
と言わざるを得ない。

​​<日本選手団の結団式・壮行会>
7月6日、東京都新宿区にある「日本オリンピックミュージアム」で東京オリンピックの選手の団結式・壮行会が開催されました。本来なら出場する全選手が一堂に会し、盛大に行われる筈なのですが、新型コロナ禍のため、大半の選手はリモート出席、

​​​​実際に壮行会の席で登壇したのは主将の山縣亮太(陸上)、副主将の石川佳純(卓球)、旗手の須崎優衣(レスリング)の3人だけという寂しい壮行会になってしまいました。菅首相の「頑張れ、ニッポン!」というエールも空しいさしか感じられませんでした。​​​​
7月23日に開会式を迎える東京オリンピック、
首都圏では「無観客」で行われる東京オリンピック、

やはり
「暗雲立ち込めるオリンピック」
になりそうだ。
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





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最終更新日  2021年07月12日 17時31分56秒
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