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リュウちゃんの懐メロ人生

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2021年12月10日
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カテゴリ:紅葉狩り
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
東京の高尾山ならぬ京都の高雄、
奈良人リュウちゃん、初見参!



​11月20日に、リュウちゃん単独で洛北の紅葉狩りに行ってきましたが、その5日後の11月25日、女房殿の運転する車の助手席に乗って、京都市の西北部にある「高雄」に紅葉狩りに行って来ました。
初めて行く「高雄」、
どんな処なのだろう?

​リュウちゃんはサラリーマンの晩年の頃、町田市の富士山の見えるマンションに単身赴任で住んでいまして、休日には御殿場まで富士山を観に行ったり、八王子にある「高尾山」に登ったりしていました。「高尾山」のケーブルカーの山頂駅の近くにある東京の市街地を見下ろす茶店に入り、
プファ~、ビールが旨い!

とやることが無上の楽しみだったのです。

退職し、奈良に定住するようになってからも、

八王子の「高尾山」はよく知っているが、
京都の「高雄」は全く知らない。

​​
という時期が、つい最近まで続いていたのです。

改めて「高雄」についてネット調べをしましたところ、

​​​​​「高雄」は京都屈指の紅葉の名所で、特に「高雄(尾)山・神護寺(じんごじ)」「栂尾山(とがのおさん)・高山寺(こうざんじ)」「槇尾山(まきのおさん)・西明寺(さいみょうじ)」の3寺は「三尾(さんび)の名刹」があり、いずれも「紅葉の名刹」でもある。

ということが判りました。
​​​​​
​​よし、「高雄」に行こう!

​午前8時半、法隆寺の家を出発、11時過ぎ、「高雄の里」に入りました。
車窓から見た「高雄の里」、
道脇には見頃の紅葉の連続、
正に「錦秋の里」だ!



​午前11時30分、「高山寺」の傍の駐車場に到着、​
​車道の脇から続いている「裏参道」から坂道を高山寺に登って行きます。



​坂道の途中に、「史跡 高山寺境内」という石碑が立っていました。



え?
史跡???
「史跡」ということは
「歴史の跡地」ということだ。
「高山寺」は「歴史の跡地」なのか?

高山寺のウィキペディアには、以下のような記述がありました。

「高山寺の中興の祖であり、実質的な開基とされるのは、鎌倉時代の華厳宗の僧、明恵(みょうえ)である。明恵は建永元年(1206年)、34歳の時に後鳥羽上皇から栂尾の地を与えられ、寺名のもとになった「日出先照高山之寺」の額を下賜された。
​鎌倉時代の高山寺には、大門、金堂、三重塔、阿弥陀堂、羅漢堂、鐘楼、経蔵(現在の「石水院」)、鎮守社などの大きな伽藍があったが、中世以降、たびたびの戦乱や火災で焼失し、鎌倉時代の建物は石水院(経蔵)を残すのみとなっている」​

そうだったのか!
往時の高山寺の伽藍は
戦乱や火災で、石水院を除いて、
全て消失し「史跡」になってしまった!

一人500円の入山料を支払って境内に入ります。

おお
ここの紅葉、
素晴らしい!







​裏参道を登り切った頂上に「石水院」(国宝)があります。



ここでも拝観料800円取られた!
入山料と合わせて1300円!
京都のお寺は高くつくのだ!!!

石水院からの紅葉の眺め、
絶景だ!















​<鳥獣戯画>
​​
​石水院の中に、細長いガラスケースに収められた「鳥獣戯画」の模作が陳列されていました。



​​「鳥獣戯画」は、ウサギ・カエル・サルなどが擬人化されて面白く描かれていますので、「日本最古の漫画」と云われ、非常に有名な絵巻物ですね。
​​
​リュウちゃんが中学生の時には、美術の教科書に「鳥羽僧正の作」と書いてありましたが、最近の研究では、鳥羽僧正の作であるという明確な証拠はなく、平安時代末期から鎌倉時代の初期に、複数の画家によって描かれたのではないかとの説が有力になっているようです。
​​何故、石水院に「鳥獣戯画」の模作が展示されているかと云いますと、何時、どのような経緯で伝えられたのかは不明なのですが、「鳥獣戯画」は古くから高山寺で所有されていたのだそうです。現在、高山寺(石水院)には、展示されているレプリカ(模作)しか所蔵しておらず、本物は東京国立博物館と京都国立博物館に分散して寄託保管されています。


(鳥獣戯画の一部)

​​<善財童子像>

石水院の一角に展示されているに展示されている小さな木彫像です。

​この像は、昭和の時代に高山寺に滞在した尺八奏者・西村虚空(こくう)によって制作された新しい像です。





​​​明恵上人は、華厳経により、その求法(ぐほう)の旅が語られる善財童子を敬愛し、いつも善財童子の木造を傍に置いていたとされています。​​​
西村虚空の善財童子像は、石水院に置かれることによって、永遠の命を得たような思いがしたのです。
「石水院」を後にして、「開山堂」、「金堂」と巡ります。

広い高山寺の境内の紅葉、
野趣たっぷりだ!

















​​清滝川の渓流に沿って、次の目的地である西明寺に向かいます。







もう正午を過ぎた。
お腹が空いた!

で、西明寺に渡る赤い橋の傍にあった川床のある茶店で昼食、







プファ~、ビールが旨い!

茶店の丸窓
紅葉の色づきが良ければ、
源光庵の「悟りの窓」だ??




(源光庵「悟りの窓」)

​<西明寺(さいみょうじ)>
​​
​茶店の前にある指月橋(しげつきょう)を渡り、西明寺にむかいます。



​下の写真はネットからお借りした「紅葉の指月橋」です。


(紅葉の指月橋)

指月橋から境内までは、長い石段が続きます。



「表門」から境内に入ります。



​​以下の図は、「西明寺の伽藍図」です。「西明寺」は、9世紀前半に「神護寺の別院」として創建されました。


(西明寺伽藍図)

境内の紅葉、
高山寺に比べるとコンパクトだが、
なかなか華麗なのだ。

















​西明寺の裏道の急坂を下りて、清滝川沿いに本日最後の目的地である「神護寺」に向かいます。







​<神護寺(じんごじ)>
​​
目の前に、赤い橋が見えてきました。



​この橋の名は「高雄橋」です。この橋を渡ると、すぐに「神護寺」に登る長い石段があります。









神護寺参道の長~~~い石段、

ギャ~~ア!
​​​この石段、最初は緩いが、​​
登るにつれて段々キツくなる。
最初の石段は207段、
最初の石段の上にも、
更に急坂と石段がある!
「三尾の名刹」は「長い石段の名刹」だが、
神護寺はピカイチの
「長~~~い石段の名刹」なのだ!





石段の周囲の紅葉、
まだ「半分青い」?









​神護寺の「楼門」に至る第2の石段、
​この石段はやや緩い。







​ここで、以下に「神護寺の伽藍絵図」を貼り付けます。​
​下掲図で、今回リュウちゃん夫妻が辿ったのは、山門(楼門)から、左上の「地蔵堂」に至る一本道だけだったのです。
神護寺は広すぎて、
とても半日では回り切れない!


(神護寺の伽藍絵図)

​改修中の楼門(山門)を潜り、境内に入ります。



楼門の裏の境内です。

神護寺の境内、
山岳寺院の境内とは思えないほどの
広い境内だ!



「神護寺」の歴史、文化遺産、建造物の詳細につきましては、以下のサイトをクリックしてご覧下さいね。

​​<ふらふら京都散歩・神護寺>
<境内の紅葉>

<明王堂>

弘法大師(空海)作の不動明王を本尊とする小さな社です。
​​左手の鮮やかな紅葉は、カエデではなく、ドウダンツツジなのす。





​<毘沙門堂>
​​
毘沙門堂は五大堂の南に建つ入母屋造の五間堂です。金堂が建つ前はこの堂が金堂で本尊の薬師如来像もここに安置されていました。内部の厨子に平安時代の毘沙門天立像(重文)が安置されています。

毘沙門堂の周囲の紅葉、
素晴らしい!









​​<本堂(金堂)>

入母屋造、本瓦葺きの本格的な密教仏堂。昭和9年(1934年)に実業家山口玄洞の寄進で建てられたものです。

ギャ~~ア!
またまた物凄い数の石段だ!
石段疲れのリュウちゃん、
金堂登攀は見送りだ!







​毘沙門堂の脇にある小道を辿って、「地蔵堂」に向かいます。



「地蔵堂」に向かう山道の紅葉、
本日の紅葉狩りで、
最高の紅葉なのだ!















​「地蔵堂」の広場は、「かわらけ投げ」発祥の地なのだそうです。「かわらけ投げ」とは、素焼の円盤状の酒杯を投げる厄除け行事です。戦国時代、武将が必勝を祈願して盃を地面に投げつけて出陣したことが起源になっています。
紅葉の清滝川と、北山杉の森、
かわらけ投げの広場から見下ろした
金鈴峡の眺め、
雄大だ!









広場の隅に、一輪のツツジを発見、
狂い咲きか、それとも奇跡か?
枯れ行く葉の間で、けなげにも瑞々しい!



​帰路、石段の途中にある「団子茶店」に立ち寄り、暫し休息。









プファ~、団子が旨い!
「花より団子」ならぬ、
「紅葉より団子」なのだ!


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





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最終更新日  2021年12月10日 18時54分14秒
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