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リュウちゃんの懐メロ人生

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2022年03月18日
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150本の枝垂れ梅が咲き誇る「春の山」、
「城南宮」は京都屈指の梅の名所なのだ!





​​3月10日、京都の「城南宮」「北野天満宮」に梅のお花見に行って来ました。
​​
​京都音痴のリュウちゃん、京都の梅の名所といえば、「北野天満宮」しか知らなかったので、先ずは北野天満宮にう行って見ようということで計画を立てたのですが、
せっかく、1日かけて京都に行くのに、
「北野天満宮」一か所だけではもったいない。
もう一か所、梅の名所に行って見よう。

​ということで、ネットで「京都の梅の名所」を検索しました所、「城南宮(じょうなんぐう)」が浮かび上がってきました。
「城南宮」?
初めて聞く名前だ。
ネット記事を見た限りでは、
素敵な「梅の名所」のようだ。

リュウちゃんが「北野天満宮」とセットで「城南宮」を選んだのは、アクセスの良さにあります。

​​「城南宮」は近鉄京都線「竹田駅」から徒歩15分、​​
​「竹田駅」から地下鉄烏丸線「今出川駅」まで約15分、​
「今出川駅」から徒歩20分で「北野天満宮」に着く!

午前8時過ぎ、愛用のデジカメだけをポケットに入れて家を出発​(奈良でお花見に行く時は、女房殿お手製のおにぎり弁当と、リュウちゃんお手製(?)の缶ビールをリュックに入れて出発するのですが、京都に行く時は、野外で食事出来る場所が殆どありませんので、近くのレストランで昼食を摂ることにしています)
午前10時過ぎ、「竹田駅」下車、ちょっと迷いましたが、午前10時30分頃、「城南宮」に到着しました。

「城南宮」
想像していたより、
遥かに大きな神社なのだ!



​入場料800円を払って、「神苑(楽水苑)」に入ります。
​​​​​​以下は「城南宮」の伽藍図です。「神苑」は、神社を取り囲むように作られています。順に「春の山」「平安の庭」「城南離宮の庭」「桃山の庭」「室町の庭」と巡ります。お目当ての「枝垂れ梅」は、最初の「春の山」に植えられているのです。


(伽藍図)

以下は「城南宮」のHPです。クリックしてご覧下さいね。
「春の山」の150本の枝垂れ梅、
聞きしに勝る見事さ!
「桃源郷」ならぬ、「梅源郷」だ!









































​「城南宮」の創建は、延暦13年(794年)まで遡れるようですが、
それにしては「春の山」の枝垂れ梅は、
樹齢が若い、古木が無い。
何故なのだろう?

​​ネット情報によれば、城南宮の「神苑」は、昭和30年代に「昭和の小堀遠州」と云われた作庭家・中根金作氏によって設計・施工されたのでそうです。
​​
「城南宮」は古いが
「神苑」は作られてから約60年、
枝垂れ梅の木が若い訳が判った。

​「春の山」から「平安の庭」に向かう道の傍に「散り椿」が落ちていました。
枝垂れ梅を背景にした「散り椿」
風情タップリだ!





上掲の「城南宮」のHPの中に、同じアングルの素敵な写真がありましたので、お借りして以下に貼り付けます。

さすが、
プロの写真はクオリティが高い!
美しく、幻想的だ!


​(城南宮の枝垂れ梅と散り椿、「城南宮」のHPより拝借)​

​「城南宮」の春の花は、枝垂れ梅と共に、「神苑」の道沿いに、120種400本の椿が植えられています。リュウちゃんも何枚か椿の写真を撮ったのですが、本ブログでは割愛します。興味のある方は、以下の<「城南宮」の椿図鑑>をクリックして見てくださいね。
<「城南宮」の椿図鑑>
「春の山」から、「平安の庭」、「城南離宮の庭」、「桃山の庭」、「室町の庭」と一巡したのですが、今回のブログは「梅行脚」ですので、「平安の庭」と「室町の庭の写真を各2枚づつアップするのに止めておきます。

​尚、「神苑」は、別名「源氏物語花の庭」と呼ばれていまして、紫 式部の「源氏物語」に登場する約100種類に花・植物の内、約80種類が苑内に植えられているのだそうです。「源氏物語」に詳しい方、是非、「城南宮」に訪れてみて下さいね。
​​<平安の庭>





​<室町の庭>





「城南宮」を後にして、近鉄「竹田駅」に戻ったのがジャスト正午、

​​お腹が空いた!

で、「竹田駅」周辺で、食べ物屋を探したのですが、

アチャ~!
「竹田駅」の周辺には、
食べ物屋が一軒も無い!
アチャ~!

​で、「竹田駅」から地下鉄烏丸線に乗って「京都駅」で下車、京都駅ビルの中にある和風割烹料理店で昼食、
プファ~、ビールが旨い!
頭の中は「桃源郷」ならぬ、
「梅源郷」だ!

​昼食を終え、市バスで「北野天満宮」に向かいました。
​<北野天満宮>
​​
​午後1時30分、「北野天満宮」の「一の鳥居」を潜りました。



​​​長い参道を通り、「楼門」に至ります。「楼門」の横手に「梅林」があるのですが、梅林前の参道の脇には、北野天満宮の「神使」とされる「牛」の像があります。



「楼門」を潜り、境内に入ります。



境内にも、牛の像が鎮座しています。

境内の牛の像、
ちょっとトバケた顔をしている。



境内の梅も、ほぼ満開です。





















​​<飛梅(御神木の紅梅)>

​本堂の前に、「飛梅(とびうめ)」と呼ばれる梅の古木があります。
樹齢1000年以上、
全国屈指の梅の古木だ!







​​<飛梅伝説>

​​延喜元年(901年)、北野天満宮の主神である菅原道真は、平安京朝廷内での藤原時平との政争に敗れて、九州の大宰府に左遷させられます。大宰府に下る時、屋敷の梅の花に別れを惜しんで詠んだ歌が有名な以下の歌です。
​​
東風吹かば にほひをこせよ 梅の花
 主なしとて 春を忘るな

屋敷の梅は、道真を慕い、一夜のうちに大宰府に飛んで、その地に根を下ろしたと伝えられています。


(菅原道真公)

下の写真は、大宰府天満宮の飛梅です。


(大宰府天満宮の飛梅)

あれ?
北野天満宮の飛梅は紅梅なのに、
太宰府天満宮の飛梅は白梅だ?
飛んでいる途中で色が変わったのか???

<北野天満宮の梅林>

入場料1000円を払って、梅林に入ります。



北野天満宮の梅林は面積約5000坪、50種1500本の梅が植えられています。

さすが京都随一の梅の名所、
壮観だ! 華やかだ!






















​梅林の中には、幹回り5mほどの、数本の「巨樹」があります。
梅の花と巨樹のコラボ、
北野天満宮の梅林の
「見所」の一つなのだ!

























約1時間余り、北野天満宮の梅を楽しみ、午後3時過ぎに北野天満宮を後にして、歩いて「京都御所」・「下鴨神社」に向かいました。

「京都御所」に梅は咲いているのだろうか?
「下鴨神社」の「光琳の梅」は
「見頃」なのだろうか?

しかし、後期高齢者のリュウちゃん、
「京都御所」に着く手前で、バテてしまったのです。

情けない!
やはり「歳」には勝てないのか?
よし、来年には身体を鍛えて、
「京都御所」「下鴨神社」に梅を観に行こう!

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最終更新日  2022年03月18日 13時19分41秒
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