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テーマ:政治について(20207)
カテゴリ:マスコミ全般
「おかーさん。お腹すいたよー」
「家に帰ってからって言ってるでしょっ!」 「おかーさん、お腹すいたー!」 「じゃ、勝手に食べろ!」 街を散歩するたびに、たまに見かける親子連れ。本当は微笑ましい光景のはずなのに、近頃短気なご両親が多くなったような気がするのは気のせいでしょうか。 以前も、ついて来るのが遅れた幼女に親らしき人が怒鳴りつけてるのを見かけたことがあります。オダチカの親も短気な部類ですが、そんなどうでもいいことで怒鳴ったりしなかったので優しい人ではあったのかもしれないなと、久しぶりに親への感謝を新たにしたオダチカです。 こんにちわ。 朝日新聞が久しぶりに産経に噛み付いていました。 確か昨年も国旗国歌のことで朝日と産経読売が社説対決したことがありましたが、その再燃でしょうか。しかし去年は例によって例の如く、朝日が途中で投げ出したために議論は空中分解していました。 今度は二の舞にならないことを望みます。 産経はああみえて議論が好きな新聞です。きっと今回の社説にも噛み付いてくるのではないかと期待してまっています。 ではまず先日の産経の社説はコチラです。 ■【主張】教科書問題 驚かされた朝日新聞社説 http://www.sankei.co.jp/news/050407/morning/editoria.htm 少々自社宣伝臭くはありますが、確かに朝日新聞の言うとおりに「多種多様性」を認めるならば扶桑社の教科書があってもいいはずです。 それに対し朝日から本日反撃があった模様です。 ■産経社説 こちらこそ驚いた http://www.asahi.com/paper/editorial.html?t#syasetu1 では。 朝日新聞の反論に目を通してみましょうか。 >朝日新聞はこれまで「検定はできるだけ控えめにすべきだ」「教科書は多様な方がよい」と主張してきた。その考えはいまも変わらない。 なるほど。立派な考えだと思います。 どんな教科書であれ極端に事実を捻じ曲げていなければその教科書は認められるべきだというのですね。 朝日にしては殊勝な心がけではないでしょうか。 >それでも、「つくる会」の歴史教科書を取り上げて批判したのは、やはり教室で使うにはふさわしくない、と考えざるをえなかったからだ。 前言撤回。 朝日の主張がぶれるのはいつものことですが、すぐ上の主張をすぐ下の段で訂正するのはいかがなものかと思います。 >戦後の日本は、戦争や植民地支配でアジアと日本の民衆に大きな犠牲を強いたことを反省して出発したはずである。 朝日新聞さん。 「歴史」とは過去に犯したことを子供たちに反省させるために学ぶものなんでしょうか。 「事実を知る」 あるいは、「過去に起きた教訓を未来に活かす」ために学ぶものだと思っていましたが、朝日的にはどうやら違ったようです。 >過去にきちんと向き合い、そのうえで周りの国々と未来を志向した関係を築いていく。それが日本のあるべき姿だろう。 その通りです。日本は「過去」と正しく向き合うべきです。 事実は何か? 真実とは? 何が正しくて何が間違っているのか日本自身が考えた上で近隣諸国と付き合うべきだと思います。 少なくとも中国、韓国の主張を丸呑みにすることを「未来志向」とはいいません。 反論するべきところは反論すべきでしょうね。 >「つくる会」の教科書は、子どもたちが日本に誇りを持てるようにしたいと願う余りだろうが、歴史の光の面を強調しすぎて、影の面をおざなりにしている。その落差が他社の教科書に比べて際立ち、バランスを欠いているのだ。 他社の教科書がバランスが取れている保証などどこにもないのですけど・・・ 「近隣諸国条項」により、歴史的事実よりも周辺諸国を優先させる教科書に果たして「バランスの取れた」教科書などどこにあるのでしょうか? バランスが取れているかどうか分からない教科書を基準にしても比較対照にはなりえません。 >だれでも自分の国を大切に思う気持ちに変わりはない。しかし、同時に他国の人たちに十分目配りをしなくてはならない。そうでなければ、正しい歴史を次の世代に伝えることにはならない。私たちが批判したのはそのことである。 朝日は当たり前のように言っているので思わずスルーしそうになりますが、歴史教科書は「他国の人たちに」目配りしなければいけないものなんでしょうか? 歴史とは事実かそうでないかであって、他国の感情は正直関係ないと思います。 もちろん、意図的に他国を悪し様に書き、事実を曲解していれば当然非難の対象になりうるのですが、それはどちらかといえば、中国韓国の教科書こそ批判されるべきだと思います。 朝日新聞は「政府による検閲」は良しとしないのに、「周辺諸国による検閲」は良しとするのですか? だとしたらまるで、「近隣諸国のために教科書をかけ」と言っているようなものです。 先日も書きましたが、朝日新聞さん。他国を想うなら日本を大切にする気持ちも大切にしてやってください。 >産経新聞が「つくる会」の教科書を後押ししたい気持ちはよく分かる。発行元の扶桑社は、産経新聞と同じフジサンケイグループに属しているのだ。 それどころか、産経新聞は98年1月の社説で「新聞社が教科書づくりにかかわるのは初めての挑戦であるが、『つくる会』ともども、読者および国民の支援を仰ぎ、また批判も受けたい」と書いていた。「つくる会」が教科書づくりを始めたころのことだ。 自らがかかわっている教科書を自社の紙面で宣伝してきたと言われても仕方あるまい。 朝日新聞さん。批判が凄く嫌らしいですよ(苦笑) >もう一つ驚いたのは、扶桑社の営業担当者が検定中の申請本を各地の教員らに渡していたことだ。同社は3度にわたり文部科学省から回収などを指導された。この事実が国会で明らかになった。 確かにはこれは問題ですね。厳正な調査と処罰を求めます。 ついでに中国や韓国に持ち出した人間にも処罰を求めます。 結局。 産気新聞の何に驚いたのかよく分からない上に、最後の部分では口では勝てないからと「お前の母ちゃんでーべーそ!」と言って立ち去る少年のような締めくくり方で社説を終わらせています。 これでいいのか。朝日新聞。 産経の 「教員に予断を与えるのではないのか?」 「内政干渉はよくない」 という指摘を全く無視しているのが笑えます。 朝日は「作る会」の教科書はバランスを欠いていると批判しますが、では、他社の教科書はどうなのでしょうか? 秀吉の朝鮮出兵には「侵略」と書くのに、元寇は「遠征」ソ連の対日参戦を「進出」と書くのはバランスの取れた教科書のすることなのですか? 南京事件を書く一方通州や済南事件については書くことはなく、日本とトルコ。日本とポーランドの友好秘話である、「エトゥールル号」や「ポーランド孤児」についてもほとんど触れない。(扶桑社も触れてないらしいですが) 私には今の現存する教科書もまたバランスを逸脱しているよに感じます。 それともこれが朝日の言う「他国の人たちに十分目配りをする」というのはこういうことなんでしょうか。 朝日新聞は歴史を何だと思っているのでしょうね。 朝日は「光だけ」を強調させるのはいけない、と言います。 ならば「影」を殊更主張するのもいけないはずですが、朝日新聞はそのことには言及しません。 「教科書は多種多様であるべき」 「でも光だけに焦点を当てるのはいけない(影については言及なし)」 「教科書は他国に配慮すべき」 ・・・・・結局朝日新聞は「教科書は多種多様であるべきだ」なんて思ってはいないということでしょうね。 例え事実であっても焦点を当てられる「光」の量についてはあらかじめ決められており、反対に、事実でなくても、焦点を当てられる「影」の量については無制限。 そして周辺諸国(中国、韓国)に配慮して出来る教科書・・・・ こんな裏検閲のようなことをして出来る教科書の内容など、推して測るべし。 中国さま、韓国様と朝日新聞に気に入られるように作られた教科書に「多様性」などあるわけはないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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