ももの小さな楽しみ

昨日ララとふたりでベビーカーでおでかけしたんです。
とある地下鉄の入り口。
階段を前に躊躇していると、たぶん20歳前後と思われるロック系の若者3人組が声をかけてくれた。
「大丈夫ですか？手伝いますよ」
一人の男の子がララを乗せたベビーカーを片側から持ち上げてくれ、ふたりで担いで階段を降りた。
普段乗り慣れない地下鉄…結構深い。予想以上に階段がたくさんある。
恐縮したが彼は「大丈夫ですよ」と笑顔で言ってくれ頼もしかった。

最近人見知りなララ。でも今のところ泣く様子はない。
「ララー、優しい親切なおにいさんだねー、よかったねー」と声をかけながら降りる。
「いやぁ…」照れくさそうにする男の子。

無事たどりつき「本当に助かりました、どうもありがとうございました」と深々とお礼を言う。
と、その男の子がララに声をかけた。

「うあーん！！」
ララ、泣いた。。。（恩を仇）

「ごめんなさい！」
男の子謝る。。。

「いえいえ、こちらこそごめんなさい、本当にありがとうございました！」
手かほっぺを触ったんだったか、バイバイって話しかけたんだったか、よく思い出せない。
とにかくその彼らが”お手伝いして良いことをした”のに”泣かせて悪いことをした”と思ってしまって今日この後気分よく過ごせなかったらどうしよう、今後親切を躊躇するようになったらどうしよう！ってことだけが頭にあって
「ララー、親切なお兄さんだよー、ねー、ありがとうーって」とララに話しかけた。
まぁそう言ったからといって泣きやむわけもなく。。。
「まいったな…」と言いながら遠くなる彼に
「ありがとうございました！！」と言い見送るしかなかった私でした赤ちゃんの人見知りについて説明すればよかった…
あぁ、どうか彼らが”赤ちゃん泣いちゃったけど手伝ってよかったよね”という気持ちでいてくれますようにと祈りながら…

この間は駅のホームで「おいっ！お前はどうしてそんなにかわいいんだい？」とララに声をかけてきたかなり年配のご婦人がいた。
表情が変わり「おやっ…？泣いちゃうかい？」
「うえーん」
「何ヶ月？8ヶ月？あー人見知りかー！いや、悪かったねごめんごめん」とご婦人。
「いえ、すみません」「ララー、やさしいおばさまだよー大丈夫だよー」と言うも泣き止むわけもなく。。。

でも泣かれたほうも、たいていの赤ちゃんには人見知りをして泣く時期があるというのを知っているか否かで気持ちが違いますよね…

ついこの間まではララは外出先でも泣くことはなく、ニコニコしていて、ベビーカーから上目遣いにおっきなお目目でじーっと見るのでどこへ言ってもかわいいねーかわいいねーと言われていた。だからララは人見知りしないんじゃないかと思っていたけれど、やはり時期が来るもんなんですね…

ちなみに外出先でエレベーターがなかった場合、ララを抱っこしてBagとたたんだベビーカーを背負って階段を降りますが、1、2度やったらかなりの重量で厳しかったです
外出する前に各種交通機関駅の状況など調べてから出かけたほうがいいですよね。
なるべく人様に迷惑をかけないようにしなくては…
でも人の親切心に触れる今日この頃、他人に無関心と言われるこのご時勢でもまだ捨てたもんじゃないんだなと思います。
Baby連れの外出を温かい目で見てくださるみなさんありがとうございます

ところで、今日出かけたのは、ララの初節句にあわせて札幌から来てくれた母に会いに
（あ、まずは叔母のところへ行ったので）出先で落ち合うためでした。
日曜日に自宅でララの初節句のお祝いをする予定です。

BOXティッシュもひなまつりバージョンかわいいですよね～