また時間が経ってしまいました。
ここ最近も、仕事はもちろん、幼稚園役員のこと、お家のこと、
いろんなことがあってなんだか気が休まる暇がなく過ごしてました。
その中で一番の出来事は、先月、従妹の旦那さまが亡くなったこと。。
彼はまだ42歳。
2人の子供を残して、突然逝ってしまいました。
春に病気が分かってから、たった5ヶ月。
また治ったらみんなでバーベキューやろうとか、家族旅行に行きたいとか、
…気づいていたのかもしれないけれど、、彼は最後までそんな希望も持っていました。
そしてそのまま…天に召されてゆきました。
子供たちは父親の最期に間に合わず…
下の子は父親が病気であることも知らなかったために、ただ茫然と立ち尽くしていました。
従妹が取り乱す中、中学2年になる長男は本当に頑張ってくれました。
母親の代わりに、しっかりと父親を見送り…
納棺も出棺も、倒れかける母親、涙で動けない妹の代わりに、
大粒の涙と嗚咽をもらしながら、、閉まりゆく扉に礼をして「ありがとう…!」と・・・。
中2の男の子が、こんなにも人目を憚らずに泣くこと…、そして頑張れること…。
成長を感じるとともに、その姿もまた痛々しくて、、つらかったです。
もうすぐ三七日になります。
あれからたまに様子を見に行きますが、やはり長男の様子が気になります。
みんなに頑張れ、頑張れ、 お母さんと妹を守ってやらないと と言われて。
にこっと笑ってうなずいているようですが、プレッシャーにならないといいなと思います。
小さい頃からなついてくれているので、彼の心内がなんとなく分かるような気がします。
昨日、ふと、
「おねえちゃん、がんばるから」
そう私に話した彼に、私は思わず、
「今のままでいいと思うよ。十分頑張ってるじゃない。」
そんな言葉をかけてしまいました。
びっくりしたように私の顔を見て、
「なんか安心した」 だって。
やっぱり無理している部分が沢山あるんだろうなと、思いました。
家族や周囲に迷惑をかけることをしなければ、
私は彼は彼のままでいてくれたらいいと思います。
父親が亡くなり、家族には男が自分だけになったこと、お母さんや妹を守ること、
きっと、彼は人に言われなくても、十分分かっています。
骨になって帰って来た父親をみた彼に「大丈夫?」と声をかけたら、
「最期にずっと言いたかったことを言えたから大丈夫」だと…。
そう言える、気持ちの強い、やさしい子ですから…。
「なんかあったら、おねえちゃんとこ行くかな~」
なんて、冗談半分で笑う彼を見て、
彼の今後が、プレッシャーに負けることなく幸せであるようにと、、祈らずにはいられませんでした。
ミルク飲ませてあげたあの赤ちゃんが、いつの間にか立派な少年になっていました。
亡くなった旦那さまと従妹が、大切に育ててきた命。
それを想うと、旦那さまのことが無念でなりません。。
必要以上のスピードで大人にならなくて大丈夫だよ
家族や学校、自分の周囲の中で無理してしまうことがあるのだとしたら、、
少し遠くにいる私たち夫婦は、そんな気持ちでいつも見守ってあげられたらと思っています。
何を書きたいのかよくまとまらないまま書いたのですが、、
今はこんな感じで、、従妹一家を考える時間の比重が高い毎日を過ごしています。
他にも色んなことがあったのですが、書く気力がいまいち出ません。
こんな時は、流れに逆らわずに、その時が過ぎるのを待とうかななんて思っています。
いつの間にか秋を過ぎ、先日は初雪も降りました。
命の重さを感じつつ、季節は過ぎてます。
のんびりと、また、気が向いたら更新してこうと思います。