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2006年01月19日
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カテゴリ:行政書士の業務
 仕事上どうしても今日中にお客さんの住民票が必要になり上毛町に。

 お客さんから「上毛町」と聞かされたときは(上毛?群馬か!今から飛行機に乗ったとしても今日中に戻ってこれるかな?)と思ったものの、よく聞いてみると福岡県築上郡上毛町。新吉富村が大平村と合併して上毛町に変わっていたのでした。

 それでも「村」という言葉から小石原村のような山奥をイメージしてしまい(車でしか行けないのかな~、役場が閉まる5時までに着けるかな~)と心配になったのですが、地図を見るとJR中津駅からそう離れていないし、中津駅から町役場まで乗り合いタクシーというのが走っているようで、それで行けばものの10分。博多駅からJR特急で行けば1時間半弱で中津に着くので、車で行くより圧倒的に早い。

 中津駅から乗り合いタクシーに乗ったのですが、これは大型のワゴンタクシーで、運転席横にワンマンバスみたいな料金箱が置いてあり、乗るときにそこに乗車料金を入れるという物。運転手さんに「町役場までいくらですか?」と聞いたら200円。これは安い!バス並み。

 ところが乗る前は、バスみたいに下車をしらせるボタンや車内案内があるかと思ってたら、そういうのは一切無し。ただ黙々と終点目指して走るのみ。私の他に2組乗客がいたのですが、この人たちもどこで降りるとも言わず、ただ黙って乗ってるだけ。どうやって降りる場所を運転手さんに告げるのか、そもそもまったく不案内の土地だし、どこで降りたらいいのかが皆目分からなくてさすがにこのまま終点まで行くのかと不安になってきたら、乗るときに役場までの料金を聞いたので運転手さんが分かっていたらしく、町役場の前で車を止めて降ろしてくれました。

 用事を済ませて中津駅まで戻ろうとしたら、今度は駅まで行く乗り合いタクシーに乗る場所が分からない。バスみたいに停留所か看板があるかと思ってたら、やっぱりそういうのはなくて、役場の人に聞いたら「役場の前で待ってたら止まってくれます」とのこと。

 言われるように待ってたら、それらしい車が来たのでタクシーみたいに手をあげたら止まってくれました。結局、乗り降りは普通のタクシーと同じで、料金を払う部分だけが、バスみたいにどこからどこまでいくらと決まっていてそれを乗るときに払う、しかもバス並みに安いということでした。

 移動時間は生産性マイナスと思い、極力遠方へ出かける用事は減らすようにしてるのですが、こういう滅多に行かないところで滅多に出来ない体験をするのも、行政書士という仕事の楽しみでもあります。






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最終更新日  2014年11月10日 22時42分13秒
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