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テーマ:葬儀(192)
カテゴリ:葬儀
「肉親が亡くなった直後で気持ちの整理も付かずあわただしい状況であっても、葬儀社への『お任せします』は避けるべきだと思います」
先月の父の葬儀では私が喪主となりました。 なにせ我が家で葬儀を出すのは、以前同居していた大叔父が亡くなった34年前。 私が高校生の時以来ですから、その当時のことを知っているのは亡くなった当の父本人のみ。 私はマナーの勉強などを通して葬儀一般のことについて、一通り知ってはいたのですが、地方ではその土地独自の習慣があったりするので、この点だけが困ったなと思いました。 父は病院で亡くなり、その病院は霊安室がない病院でしたし、急逝でしたから、とりあえず父を病院から出さなければいけない、それならまず葬儀社に連絡を、ということで実家がある町の葬儀社をiタウンページで探し、連絡をしました。 田舎のことですので、葬儀社はたった2社しかなく、特に理由もなくそのうちの1社を選んだのですが、これが幸いなことにいい葬儀社で、いろいろとアドバイスをもらうことができ、非常に助かりました。 見積もりも詳細で、実際の請求額もほとんど変わりませんでしたし、葬儀費用は下から2番目の低ランクだったのですが、華美すぎず質素すぎず、非常に質の良い祭壇でした。 葬儀社の選択だけは、急なことですからネットで詳細に調べる時間もありませんし、事前に人に評判を聞いて回ることも難しいので、行き当たりばったりになることが多く、それが一部葬儀社の悪評を招いている理由の一つなのでしょうが、やはり身近にそういう状態に近付いている人がいるようでしたら、できる限り事前に調べておいた方いいと思いますね。 またラッキーだったのは、父が生前この葬儀社の会員になっていたことで、会員割引が適用されたこと。 これは見積もりを出されるまで私はまったく知りませんでした。 その見積もりですが、急なことであっても、やはり詳細な見積もりを出すように要求した方がいいでしょうね。「お任せします」は避けた方がいいと思います。 幸いこの葬儀社は詳細な見積もりを出してくれましたが、それでも疑問に思う点が何カ所かあり、もちろんその点は質問しましたが、内容とこちらの希望が通る点通らない点をきちんと説明してくれ、納得して依頼することができました。 遺体を、その葬儀社が営業する典礼会館に搬送してもらった後だと、費用の面では言いにくいこともあるかと思いますが、気持ちよく葬儀を行い、後々のトラブルを防ぐために、葬儀前の見積もり、打ち合わせはキッチリ行っていた方が絶対いいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月18日 23時26分55秒
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