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テーマ:福砂屋のカステラ(5)
カテゴリ:福砂屋のカステラ
先々週の大河ドラマ「龍馬伝」にカステラのことが出てましたね。
龍馬達がカステラを食したところあまりの美味さに、自分たちもカステラを作って売ろうとする。 実際に龍馬達がカステラを作るシーンも出てきました。 よほどカステラに詳しい人しか知らないと思いますが、このころのカステラは今のカステラとは違います。 現在、長崎カステラと呼ばれている、シットリとして底にザラメ糖が入っているカステラのスタイルは、このころのカステラが後に改良されたもの。 江戸時代のカステラは、今で言うパウンドケーキに近いものであったようです。 ドラマの中でもその史実はしっかり踏まえてあり、砂糖も水飴も入れませんでしたし、できあがったカステラは、パウンドケーキに近いように見えました。 このころのカステラに近いカステラは、今は東京方面で作られる「東京カステラ」と呼ばれるカステラで味わうことができます。 中でも上野風月堂のカステラは、「これがカステラ?!」と驚くような、長崎カステラとは全然ちがう味わいです。 長崎カステラのように、一口目からガツンとくる甘さと美味さとシットリ感とは違い、最初は淡泊、噛んでいくほどに甘さと美味さが口中に広がっていく、独特の風合いで一度食べたら忘れられない食感です。 ぜひ一度味わってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月21日 00時00分09秒
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