涙の日曜日&新しく惚れた男
「明日はハロウィンの飾り付けをしよーねー」なんつって、昨日いろいろ引っ張り出してみて、そのまま頓挫してひと晩寝て起きたら、家の中が凄いありさまになっていた。「さぁー…おーかーたづーけーしーまーしょおねぇぇぇぇ…!」(怒りを露わにしないように努力はしているが、地獄のようにドスの効いた声である。もちろん私のものだ)なんでも好き勝手、ひっちゃかめっちゃかに、コスチュームやら小物やらジャカランタンやらが散乱している様を想像してみてください。で、片づけは自主的に子等に任せ、母は「サンデースペシャルケア」を決め込んだ。心安らぐラベンダーのお風呂である。視覚的にも香りにも、鎮静効果があるという。お粉のヴァイタミンCをたっぷり入れたお水に、クラッシュアイスをぎっちり詰めて、見た目も涼しいピッチャーごと、バスタブサイドにデン!と置く。ふんだんに水分摂取をしながら、リピート入浴しますれば、体の中の老廃物もストレスも、流れて排出されていくようです。新陳代謝の悪い姐やんでも、これならばっちり汗がでます。燃費の悪いアメ車みたいなもんだし私。「(ガソリンを)喰うだけ喰って、走りは悪いし故障続出」みたいな。で、スクラブしたりパックしたり、ゆっくりすごすうち、お部屋もキレイになりました。つい調子がでてしまい、Cウォーターにちょぴっとジンをひと垂らし。昨日は龍で、今日は虎。で、日曜日はチャンネル50で「あいのり」を観よ!と思ったら、特別番組なのだろうか?所ジョージと広末涼子ちゃんがホストをつとめた「DNAの秘密(タイトル不確か)」という、大変興味深い番組が始まって、思わず見入ってしまったし。泣いた。坂道を転げ落ちていく鞠のように泣かされた。オシダリアキコさんが、同じDNA配列をもつという、カザフスタンの女性を訪ねるくだり、惜別のシーンでぐっときて、後半は、プロジェリアという奇病を抱えた、母子の生活を追ったドキュメントであった。男はあまりのことに去っていったが、美貌の母は運命と真っ向から向き合っている。泣いた。こん畜生泣いたでワシャ。女って強いよな。強い女が母親になったのだから、それはもう愛は地球はおろか、宇宙全体だって救っちゃう。そんなところで、突如として映画感想文。※「SHANGHAI KNIGHTS」ジャッキーチェン様、私の恋は、まだあなたに続いています。我愛成龍。共演のオーウェンウィルソン、鼻怪我でもしたのか?鼻骨曲がってないかねキミ?で、ジャッキー、相変わらず精力的なアクションシーンをこなしている。っちゅーか、彼しかできまい?きっとこの俳優さんは、死ぬまで「ピアノ線」で吊られたりすることはないんだろーな。観て爽快。大衆娯楽。スカッとするほどハッピーエンド。これ「ラッシュアワー」みたいに、続編創られそうな気がする。で、私がいうのもなんですが、ジャッキー英語上手になったよなー。あの頃はお互い言葉もでなくって、見つめることでしか気持ちを伝えられなかったけど、今の私達なら、きっと会話もはずむわね。とか言ってみたりもするわけだ。今も好きよ砲砲(ポーポー)。※「THE HUNTED」トミーリージョンーズおじちゃんっ!He is in good shape! me---n!!鍛えてはるんでしょうねぇ。相方溜息ついてました。で、ベニシオ デル トロ。なんてソソる男であることか。でもって名前まで色っぽい。もしこの人のお嫁さんになったら、寿司ネタみたいな苗字になっちまうんだよ。で、鼻から下がブラッドピットにやっぱり似ている。黒髪でガタイの線ががっちり逞しくって、プロポーション勝ちしてるから、スクリーン映えするわいね。で、特殊スタントの統括責任者というか、コーディネーターが「ヨシ」っていう日系の人みたい。(クレディットに出てた)すげー!ひょっとしてJAC出身の人?で、「エクソシスト」撮った、ウィリアムフリードキンの作品だから。やっぱ男はアウトドア派で、いざとなったらナイフ一本で、サバイヴできるような人がいい。斧で薪叩き割って、マッチなくても火を熾せるような人。セニョールデルトロは、台詞まわしさえ粘っこくて、フェロモン撒き散らし状態だ。この人がタキシードなんか着てみぃ?かーっ!頼むからお持ち帰りしてくれよっ!ってならないか?ならないか?えっ?トミーおじちゃん、あんなに良くしてもらったのにごめんなさい、やっぱり私、若い彼を愛してしまったの。なんてな。ああ二人の「円熟味のある完成された男」と、「燃え盛る発展途上な男」の間で揺れる私。こんなことほざいてて、果たしていいのかこの私。がーっ!誰ぞベニたん主演の、ドロドロの愛憎劇でも撮ってくれー!わー!ファンクラブ入会しちゃおうかなーっ?(十代の頃、ジャッキーのファンクラブにも入っていた)んふふふふ…「デルトロ鳳珠」寿司ネタじゃんやっぱし。