|
テーマ:天才ボディの作り方(498)
カテゴリ:天才ボディの条件
「セッション受けると、ストレスに強くなりますか?」
先日、クライアントさんから質問された。 …確かにセッションを受けると 周りから、 「機嫌がいいね」 「なにかいいことあったの」 って言われたり。 「心が落ち着く」 「ムカつくことが少なくなった」 なんて気づいたり。 気持ちの持ちよう、心のありようが変わったなんて報告を受ける。 で、 「もちろん、変化しますよ」 と答えつつ、質問の意図を尋ねると。 最近、なにかで 「最近の若い者がガマンできずにすぐ切れるのは、インナーマッスルが弱いからだ!!」 っていう記事を読んだんだって。 なるほど、それを踏まえての質問なわけね。 確かに、そういうことはあるかも。 インナーマッスルって、要は姿勢を維持する為に必要な筋肉のこと。 それが弱かったら、姿勢を保つのも大変。 ちょっとした負荷があるだけで、体勢が崩れてしまう。 つまり、外的な刺激に対して安定を保つのが大変ってこと。 で、実は心理的なストレスも、身体にとっては“心理的”なものではないのだ。 他人から腕で押されても、言葉で圧迫を受けても、身体はそれに物理的に反応する。 当然、安定した姿勢を取れる人は崩れにくい。 それに反して、自分の身体を支えるのさえやっとだったら、負荷に対処できるわけがない。 つうわけで、インナーマッスルが弱いとキレやすい、ってのはない話ではないのだ。 だからって、筋肉モリモリ鍛えてるからキレにくいかというとそういうわけでもない。 要はバランスの問題。 重力に逆らわず、無理なく安定した姿勢を取れるように身体を整えることが、大事。 ボディコーディネーションのセッションが、心理的に大きなプラスの効果をあらわすのは。 全体のバランスに基づいて、個々の身体が一番無理なく変化できるペースを崩さず行ってるから。 つねに、クライアントのプレゼンシングを尊重する。 プレゼンシングへの自覚を高めるきっかけを提供する。 くれぐれも「筋トレすればキレなくなる」なんて短絡的な発想だけはしないようにしなくちゃ。 そうじゃないと、時代錯誤な“スパルタ教育”に多大な期待を抱いちゃうからね。 (^_^;) ご注文は…、ここをクリック!! サンマーク出版より絶賛発売中!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.04 14:33:57
コメント(0) | コメントを書く
[天才ボディの条件] カテゴリの最新記事
|
|