今日は珍しく、ちょっと真面目な話です (逃げないでね・・・シシシ)
夕べ見た『ガイアの夜明け』で、「セカンド ハーベスト ジャパン」という組織の活動が取り上げられていました。
見た方もいらっしゃいますか?
セカンド ハーベスト ジャパンは、端的に言うと、パッケージ不良などで売り物にならず、捨てざるを得ない食料品を食品業界などから寄付してもらい、それを恵まれない人々や施設に配布する活動を行っている、特定非営利活動法人(NPO)です。
スーパーやコンビニなどでは、日々、山のような食料品が廃棄処分になっています。
その中には、食べる分には全く問題がないのに、パッケージが破れていたり、缶がつぶれているなどといった些細な理由から、売り物として店頭に置くことができない物が多数あるそうです。
このような食べ物は、廃棄するにも費用がかかります。 セカンド ハーベスト ジャパンでは、このような食品を様々な企業から寄付してもらい、恵まれない人々に配布しているのだそうです。
コンビニなどでは、賞味期限が切れたお弁当をどんどん捨ててますよね。
ああいうのを見ると、もったいない世代の私は、「あ~、捨てるくらいなら、私が食べてあげるのに」(笑)とか、「世の中、その日の食事もままならない人がいるというのに、こんな無駄なことをして良いのだろうか?」とか思ってしまいます。
この番組でセカンド ハーベスト ジャパンの活動を知ったとき、いいところに目をつけた立派な活動だなぁと思いました。
この組織の代表者はアメリカ人です。
アメリカでは、セカンド ハーベスト ジャパンと同様の活動をするフードバンクという組織が全国展開されていて、大々的に活動しているとのこと。
アメリカの場合は、フードバンクに食品を寄付した企業は、税金を一部免除されるという制度があるらしく、活動の基盤が既に整備されているのですね。
日本では、まだあまり知られていないこの活動。
もっと多くの企業が参加するようになればいいのにな、という願いを込めて、ブログで紹介させていただきました。
ほら、そこの人、ご飯粒一粒でも残したらもったいないですよ(^_^)/