酒飲みの友が多い私の周囲は、お酒にまつわる失態談には事欠かないのだが、先日のA子の失態には笑いを超越するものがあった (ーー;)
ある朝、目覚めると、体中が痛い。
A子は鏡を見てギョっとした。
鼻が青黒く腫れ上がり、鼻血と思わしき血ノリがべっとりついている。
ゾンビ だ・・・。
シャワーを浴びようと裸になったA子は叫んだ。
ギャーーーーーー!!
お尻に10人分の蒙古ハンがぁあ!!
そ、そ、そういえば、夕べは会社の同僚と飲んだんだった。
そして、青山で別れて・・・えっと、えっと、その後どうやって帰ってきたんだっけ?
まったく思い出せない。
顔も洗わず、洋服も着たまま、気付いたら朝になっていた。
そしてこの青アザだらけの体。
鼻が痛くて化粧ができない。
左腕が痛くてカバンを持てない。
お尻が痛くて座ってられない。
そんな三重苦の生活が数週間続いた。
私が想像するに、A子は同僚と別れた後、駅の階段ですべった。
そして、顔とお尻を交互にぶつけながら下まで転げ落ちた。
だ、だ、大丈夫ですか!
と駆け寄る見知らぬ人に、「じぇんじぇん平気でぇ~す」 と応える彼女。
しかし、その顔は・・・・・・・・・・・・
ゾンビ (爆)
結局、なぜあんなことになったのか、青アザの謎は解明しなかった。
ただ、思い出したことは・・・
”お一人様ワイングラス1杯まで無料” という宴会コースで、13人の同僚全員が、自分のワインをA子に献上したということだけだった。
それでもいまだ飲み続けるA子を、私は誇りに思う。
( ̄m ̄〃)ププ!