昔々、ちょっとだけ昔のことですが( ̄∀ ̄*)
目黒の雅叙園でアルバイトをしていたことがあります。
最初のうちは、ご案内役でした。
ご案内役とは、結婚式などでいらしたお客様を、控え室や披露宴会場までご案内する役です。
目黒の雅叙園は日本初の総合結婚式場です。
ご存知のように、雅叙園には、立派なお庭はもちろんのこと、有名な百段階段などがあります。
当時、この百段階段が価値ある建造物だと知らなかった私ではありますが、お客様をご案内するたびにその素晴らしい装飾に目を奪われておりました。
建物の中はそれはそれは立派で、毎日アルバイトで通いつめても飽きることのない装飾。
その中でも必見は、雅叙園のトイレです。
なんと、トイレの中に小川が流れていて、太鼓橋が架かっているのです。
そんなゴージャスなトイレが日本のどこかほかの場所にあるでしょうか?
ゴージャスなトイレはその1ヵ所ばかりではありません。
他のトイレには、螺鈿の装飾が成されていて、用を足すたびに(* ̄。 ̄*)ウットリ(笑)
機会がありましたら、ぜひぜひご鑑賞ください。
さて、そんな雅叙園、お客様の控え室までは100メートル以上の長~い廊下が続いています。
披露宴会場に行くには、百段階段を登らねばなりません。(私の記憶が正しければ・・・の話ですが^^;)
お客様のご案内には、コツがいるのです。
はい、自分のペースで案内していると、後を振り返ったときにお客様が消えている!(|||▽||| )
そうです、お客様の姿ははるか遠く・・・数十メートルも後にいたりして・・・
再度お迎えにいかないといけなくなるのです・・・
なにせ、建物自体が美術館のようなもの。
それに加えて、すばらしい景色のお庭。
お客様が立ち止まって見入ってしまうのは当然のことです。
学習能力のない私は、何度それで失敗したことか・・・(;´Д`A ```
そんな失敗を繰り返すおバカな私ではありましたが、ある日、巫女さんの役が回ってきました。
まさに、あの結婚式で、重要なお役目をする巫女さんです。
えぇっ! りんごでもできたの? って、密かに思ってしまったあなた!
( ──―───―・── _____ ─―──・─ )ギロ!
もちろん、巫女さんになるためのの条件は満たしておりましたわよ、プンプン。 今でもやろうと思えばできますわさ。あはは。
と、冗談はさておき。。。
初めて巫女さんをしたときは、自分の結婚式でもないのに感動して涙がこぼれそうでした(笑)
二度目に巫女さんをしたときは、花嫁さんはやっぱり若い方が綺麗だな~と思いました。
そして・・・
自分が結婚したのは、それから長い長い年月が経った後でした(>_<)
いろいろなアルバイトで食いつないでいた貧乏学生でしたが、雅叙園のアルバイトは一番思い出に残っています。
あれで、社食が美味しければもっとよかったのですが・・・(内緒)