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りんごの井戸端会議

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2011.04.02
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カテゴリ:家族の話

 

3月11日の震災から早3週間。

あれから不覚にも風邪をこじらせ、2週間も寝込んでしまいました。

強烈な喉の痛みから始まって、まったく声が出なくなり、激しい咳込みと頭痛と微熱が何日も続きました。 本当に、こんなに辛い風邪は久しぶりです。

 

そして、そんなさなかに何度も訪れる余震の恐怖。

愛犬を一人で守らなければならないプレッシャー。

 

妻がこんなに苦しんでのたうちまわっているときに、夫は何をしていたかというと・・・

仕事にかまけて自室に閉じこもったまま、何もしてくれなかった。

仕事から帰ってきても、寝室をのぞいてみようともしない。

 

咳込んだときに背中をさすってもらいたくて、出ない声を振り絞って「助けてー」と叫んでいたのに、いっさい、まったく、手を差し伸べるどころか、迷惑そうな顔すらされた。

 

これがヤツの本性か。

旦那が倒れたとき、私は夜中に救急病院にかけつけ、死ぬほど心配したというのに、あの数カ月の看病もヤツの胸には届かなかったということか。

必要なときに何もしてくれないなら、一緒に生活する意味がない。

 

チクショー、覚えてろよ。

 

 

薬を飲みたくても、食べ物がなかった夜。

体が動かず、買いに出ることもできず・・・

 

夫があてにならないなら、友人に助けを求めようか・・・ 

何度もそう思って、さりげなく友達にメールで訴えてみたが、あからさまには頼むことができず、心の中で私の叫びが通じることを願ってみた。

でも、気付いてもらえなかった。

 

しかたないけど・・・さみしい。

 

 

余震がくると、こんな状態の私でも頼りにして飛んでくる優。

これからは、旦那ではなく、優を頼りに生きていくとしよう。

 

 

 

心が折れていたときの、さみしい日記でした。

 

 

 

 

 






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Last updated  2011.04.02 15:38:17
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