5月11日(水)
ウィーン観光初日。この日は、Mちゃんがウィーンの中心街を案内してくれました。
まずは、地下鉄駅で72時間券(13.6ユーロ)を購入。 これを持っていれば、ウィーン市内の地下鉄・トラム・バスを自由に乗り降りできるそう。
他にも、24時間券(5.7ユーロ)、48時間券(10ユーロ)があるそうです。
これらのチケットを使うには、最初の駅の刻印機で時刻を刻印します。
あとは、どの駅でも乗り降り自由。
ウィーンには、地下鉄駅にもトラムの駅にも改札というものがありません。
そのまま入って乗り降りするだけ。
なんて寛大な国なのでしょう。
無賃乗車する人、いないのかしら? と、思わず心配してしまう。
たま~に検札が回ってきて、お金を払わないと、銀行でお金を下ろすまでついてくるそうですが(笑)、私は5日間ウィーンにいて、一度も検札を見ませんでした。
平和じゃのぉ
地下鉄に2駅乗って、シュテファン寺院のあるシュテファンスプラッツ駅で下車。
そこからMちゃんが案内してくれたルートは、たぶんこんな感じだったと思う。
シュテファン寺院 → ケルントナー通り → オペラ座 → モーツアルト像 →
国会議事堂 → 市庁舎 →(バス移動)→ ランチ → 美術史博物館 →
→ (トラム移動?) → オペラ座 → ショッピング → ホテルザッハでカフェ
→ オペラ鑑賞
なにせ、どこもかしこも感動的な建物ばかりで、キョロキョロしながら歩いていたため、Mちゃんの話しも上の空。 よく覚えていないのだ (>_<)
撮った写真を頼りに記憶をたどっていくと、こんな感じだったかな~って(笑)
Mちゃん、あってる?
シュテファン寺院
街のあちこちで見かけるカフェと、モーツアルトの格好をしてチケットを売っている人たち。
夏の短いウィーンでは、暖かくなると、ほとんどの人が日光浴をするために屋外でお茶を楽しむのだそうです。
でも、意外と直射日光がキツくて、私たち日本人にはムリ(笑)。
ところで、あちらのカフェは、日本のようにガンガン音楽がかかっていないので(かかっているとしても、静かなクラッシック)、とても落ち着きます。ゆったりとしていて、何時間でもいたい気分。
観光客を乗せた馬車が行きかう街中もまた、絵になりますムフン♪
ウィーンの街かどで見つけた自転車専用の信号。とても可愛かった♪
国会議事堂
ランチ (カフェ・ツェントラル)
ランチは、Mちゃんがカフェ・ツェントラルというレストランを予約しておいてくれました。 あちらでは、カフェにせよ、ランチにせよ、有名店は予約しておかないと、なかなか入れないらしい。
店内は天井が高く奥行きがあり、私たちは、ハプスブルク家のヨーゼフ1世とエリザベートの肖像画が飾られた奥のテーブルに案内されました。
Mちゃんが頼んでくれたのは、伝統的なウィーン料理とホワイトアスパラ。
写真上から、青野菜と肉(?)と小麦粉を練ったものの煮込み、ジャガイモとローストポーク(?)の煮込み、ホワイトアスパラのクリームソースがけとジャガイモとハム。
青野菜と何物かの煮込み(笑)はイマイチでしたが、あとのお料理は美味しかったです。ホワイトアスパラの上にかかっていたソースは、こってりとしたクリームソースだったので、途中で飽きてしまいます。やはりマヨネーズがよろしいかと・・・ププ。 ジャガイモはほくほくで、とても美味しかった。
そして、ここで初めてオーストリアビールを飲みました。
いや~、もー、いける~~~っ!!
日本ではあまりビールを飲まない私ですが、あちらのビールは苦味がなく、あっさりしていて軽いので、本当に喉越しがよいのです。
それに、ソフトドリンクより安いの! 2.5 ユーロ(約300円)くらい。
調子に乗って2杯も飲んでしまいました。
余談だけど、ウィーンでは、ビール3杯までだったら飲酒運転にならないんだって。 あ、これはMちゃんから聞いた話なんだけどね。 こういう話は覚えているのでありました(爆)。
美術史博物館
あまり絵画には興味のない私ですが、ここだけは絶対に行くべき!というMちゃんの強いお勧めに従い、そしてまた、Yちゃんが絵画好きということもあって、美術史博物館に立ち寄りました。
ここも、行ってよかった~~~!! 大正解。
← 私、Mちゃん、Yちゃん
こんな王宮のような建物の中に、ハプスブルク家の膨大なコレクションが展示されているのです。
日本語音声ガイドも借りられますが、私たちは借りずに見て回りました。
フェルメール、レンブラント、ルーベンス、ブリューゲルなどの巨匠の作品に出会えます。
中央に高い吹き抜けがあって、そこがカフェになっています(ゲルトナーKHM)。 絵画鑑賞に疲れたら、ここでお茶するのがお勧めです♪
ザッハー・トルテ
夕方、オペラ座のすぐ近くにあるホテル・ザッハーのカフェで、有名なザッハー・トルテをいただきました♪
ここがザッハー・トルテ発祥のお店なのだそうです。
オペラ鑑賞
カフェの後、Mちゃんと別れ、二人でオペラ座へ。
ウィーンに行ったならば、オペラを観ずして帰れない。 と、この歳で遅ればせながらオペラデビューとなりました(笑)。
でも、いい席は高いし予約とれないし、旅行者ゆえにドレスアップも難しいし、疲れていて途中で寝ちゃうかもしれないし・・・ということで、雰囲気だけを味わおうと、選んだのは立ち見席_(^^;)ゞ
立ち見席、たった3ユーロ(360円)。
演目は”ドン・ジョヴァンニ”。 イタリア語での上演。
立ち見席以外の席では、ドイツ語か英語の字幕を手元のパネルで見ることができます。
私は前の人の英語の字幕を盗み見しようと頑張ったのだけど、頭が邪魔で読めなかった
約3時間にわたる公演は、さすがに私たちの身には厳しく、途中の休憩時に抜け出してきちゃいました。
でも、短い時間だったけど、雰囲気を味わえて満足です。
・・・と、盛りだくさんな内容の1日でした。
Mちゃんは、このときまで元気だったのだけど、この日の深夜に倒れてしまって入院(大泣)。
そして、頼みのMちゃんがいなくなった私たちは、翌日からハラハラドキドキの旅を続けることとなったのでした。
つづく...