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カテゴリ:高校野球
夏甲子園優勝経験校同士の対戦。
5-2と佐賀商にリードを奪われた桐一は8回裏、 2アウトランナー無しから4番伊藤、5番仲澤、6番射越の3連打で1点を返す。 続く7番野口が四球で出塁。 2アウトながら満塁の状況。 ここで迎えるは途中からリリーフして佐賀商打線を1点に抑えていたエース鹿沼。 ここまでヒット無しだったが、 2球目の甘く入ったストレートを思い切り振り抜き、 打球はあともう少しでスタンドインとなるフェンス直撃、走者一掃の2塁打!! 3人が還って桐一が土壇場で6-5と佐賀商を逆転した。 9回は鹿沼がMAX142kmを記録するなど相手打線を3人できっちり抑え、 桐一が見事に大逆転勝利を収めた。 最後まで諦めない、桐一伝統の負けない野球。 8回裏、2アウトランナー無しから伊藤がヒットで出塁した事、 野口が四球で出塁して満塁にした事が大きかった。 勿論4安打の5番仲澤、投打のヒーロー鹿沼、 投ではピンチを招いたが涼しい顔でタイムリーを放った射越の活躍も言うまでもない。 一度地獄を見た時の桐一は強い。 99年度3回戦の静岡戦では終盤まで相手エース高木にまったく手が出ない上に0-3とリードされ、 03年度3回戦の小松島(徳島)戦では序盤に0-4と大量リードされたが、 共に桐一の負けない野球で一気に大逆転勝利し、 99年度は初優勝、03年度はベスト4に入るなど見事な成績を収めた。 今日の試合も敗戦濃厚からの大逆転勝利。 いずれも自らそのような状況を作り出していると言えなくもないが、 今年のチームも今後に十分期待の持てるチームである。 次の相手は東洋大姫路(兵庫) 群馬勢は兵庫勢に相性が良く、 95年度センバツでは2回戦で前橋工が育英に5-4で勝利、 03年度選手権1回戦では開幕ゲームで桐一が神港学園に9-2と勝利している。 次も負けない野球で3年ぶりのベスト8入りを期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.12 01:48:01
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