公立伝統進学校vs野球強豪私立に期待
第65回秋季関東高校野球県予選は29日、30日に準々決勝4試合が行われる。中でも注目は高崎vs健大高崎、富岡vs桐一という、共に創立110年以上を誇る群馬屈指の進学校vs群馬を代表する強豪私立の対戦という構図となった2試合。今春選抜出場を果たした高崎は、今夏代表の高商を破るなど、波に乗っている。同じく今春選抜ベスト4、春季関東大会も優勝し、今夏期待されながらまさかの敗退を喫して夏を逃した健大。今大会は打線が絶好調で、選抜出場校対決を制したいところ。2年ぶりの公式戦ベスト8入りを果たした富岡は、エースで4番の岡田が絶好調。ここまで完封勝利、あわやノーヒットノーラン、二桁奪三振の試合もあり、防御率は0.67と、県No.1右腕はそう簡単には打たれない。一方の桐一は、中学時代から有名だった左腕エース石井の出来がカギを握る。公立伝統校が私立強豪校に対し、どのような戦いを見せるのか注目である。