|
カテゴリ:高校野球
第89回全国高校野球選手権群馬県大会。
23日は準々決勝2試合が行われ、 優勝候補の桐生第一、前橋育英の2校が順当勝ち。 ベスト4に進出した。 3季連続甲子園出場を目指す桐一は、 創部以来初のベスト8に進出し、意気揚がる西邑楽と対戦。 優勝候補筆頭の桐一だが、ここまで3試合連続完投の西邑楽2年生エース寺岡の丁寧な投球に苦しみ、 6回までまさかの1-1という予想外の苦戦。 ここで桐一は流れを変えるべく、プロ注目のMAX142km左腕、エース藤岡を投入。 藤岡は期待に応え、西邑楽打線に付け入る隙を与えず、三振の山を築く。 藤岡は打っても反撃の口火となる、三塁線ギリギリに入るタイムリーを放つなど、 投打に渡って大活躍、チームの流れを大きく変えた。 試合は結局7-1で桐一が西邑楽に圧勝し、準決勝に進んだ。 西邑楽はここまで見事な野球でベスト8に進出したが、 大事な桐一戦でミスを連発したのが痛かった。 が、決してそれを見逃さず、一気に攻勢を賭けるのが桐一野球。 桐一戦でミスをしたら勝てないというのは鉄則である。 同じく優勝候補の一角、前橋育英は、 2年生のMAX142km右腕、田面擁する桐生市商と対戦。 共に投攻守バランスの取れた好チーム。 接戦が予想されたが、ここまで3試合連続コールド勝ちの育英打線が爆発! 5回に4番藤生の、左中間最深部まで届く強烈な3ランなどで4点先制、 7、8回にも得点を挙げ、終わってみれば8回コールド、9-1の圧勝だった。 育英はプロ注目のバッター、185cm99kgの4番藤生の3安打5打点の大活躍を始め、 クリーンナップの破壊力、2年生左腕石田の切れのある速球、カーブが凄まじかった。 一方、ここまで強力打線とエース田面の好投で勝ち上がってきた桐商だったが、 コールド負けは予想外だった。 26日の準決勝第一試合は、桐一VS育英。 優勝候補同士の対戦。 桐一エース藤岡VS育英打線という図式になると思われるが、 藤岡が少しでも甘い投球をすればすぐに育英打線に捕まるだろう。 しかし、藤岡が余程調子の悪い状態でもない限り、 彼を打てるチームは全国でもそうはない。 威力のあるストレートとカーブ、スライダーのコンビネーションは、 まさしくドラフト上位候補の逸材。 打力も素晴らしいものを持っている。 ドラフト候補揃いの前商がまだ控えているものの、 事実上の決勝戦とも言われているこの試合。 勝った方が勢いに乗ってそのまま優勝してしまう可能性は高い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.24 02:30:25
コメント(0) | コメントを書く
[高校野球] カテゴリの最新記事
|