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カテゴリ:高校野球
第89回全国高校野球選手権群馬県大会準々決勝残り2試合が24日行われ、
前橋商が前橋を、高崎商が健大高崎を振り切り、 それぞれベスト4残り2枚の切符を掴んだ。 前商は3回、エース佐々木が打ち込まれ、 前橋に2点を先制される苦しい展開。 しかしその裏すぐに逆転する。 7回に同点に追いつかれたものの、 8回裏、全国屈指の飛距離を持つ、プロ注目の4番樺沢が、 甘く入ったカーブを見事センター前に打ち返し、 前商が再び突き放す。 結局このまま前商が逃げ切り、2年ぶりに準決勝に進んだ。 強力打線と県屈指の投手陣を引っさげ、優勝候補と言われる前商だが、 しぶとい前橋野球の前によもやの大苦戦。 だが、最後は粘りで春の雪辱を果たした。 昨年のセンバツで初戦敗退ながらそのスローイングスピードが注目を浴び、 今や高校No.1キャッチャーの呼び声も高い真砂擁する高商。 コールド勝ちこそないものの、見事な試合運びで、 太田工、桐生といった強豪相手にも危なげなく勝って来た。 一方、昨秋初の関東大会出場を果たした健大高崎は、 ここまでは常にギリギリの勝利。 健大のエース佐藤は、制球力で勝負するピッチャー。 変化球で三振の山を築くものの、ストレートにそれほど威力はなく、 そこを高商打線に狙われ、8回までに4点を奪われる。 一方の高商の2年生エース堤は重く、威力あるストレートで健大打線を力でねじ伏せ、 8回まで強打の健大打線をわずか1失点に抑える。 だが9回、ヒットとフォアボールで1点を失い、 さらに2アウト満塁の大ピンチを迎えるが、 ここで堤は威力あるストレートで最後の打者を三振に切って取り、 見事ベスト4に進んだ。 26日の準決勝第二試合は、高商VS前商の伝統校対決となる。 広島、阪神、楽天、マリナーズのスカウトが注目する、 樺沢、大古の長距離砲を擁する強力打線の前商相手に、 高商のエース堤がどのようなピッチングをするかに注目が集まる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.25 13:46:32
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