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第90回全国高校野球選手権群馬県大会は24日、準決勝が行われる。

第一試合は樹徳VS桐生商
準々決勝で樹徳は第一シードの前橋育英に終盤逆転勝ち。桐商も前橋工に0－4とリードされながら延長10回サヨナラ勝ちと、共に負け試合をひっくり返し、勢いがある。また樹徳はコントロールの良い2年生左腕岡投手、桐商はプロ注目のMAX145ｋｍ右腕田面投手と、両校共に絶対的エースを擁しており、投打とも隙がない。ここまでほぼ一人で投げ抜いてきた岡投手のスタミナ面、1年生からのレギュラーの多い桐商の面々を考慮するとやはり桐商有利か？

第二試合は伊勢崎VS桐生一
大方の予想を裏切り、高崎商、太田工とシード校を次々に撃破してきた伊勢崎。打線が好調で勢いがある。しかし今度の相手は甲子園常連の桐一。今大会の桐一は昨年代表で高校通算50本塁打、プロ注目のスラッガー大古やMAX143km右腕加藤を擁する前橋商を7回コールド、昨年秋の準優勝校で桐一を初戦で完封した好投手田中を擁する常磐に7回コールドでリベンジと、圧倒的強さを誇る。投手陣も左腕エース田中を中心に安定しており、穴がない。桐一圧倒的有利か？伊勢崎は先制点を取って相手にプレッシャーをかけ続けたいところだが、それも5点ぐらいであればすぐにひっくり返されてしまう恐れがあり、なかなか難しいだろう。