夏の高校野球群馬大会組み合わせ決定!
第91回全国高校野球選手権群馬大会(7月11日開幕)の組み合わせ抽選会が17日に行われ、出場67校の対戦相手が決まった。 共にセンバツ出場を果たし、春季県大会でも決勝を戦った高崎商、前橋商はそれぞれ、強豪の前橋工、桐生商と対戦する事になった。春夏連続出場を目指す両校にとっては初戦からいきなり厳しい組み合わせ。それぞれのエース、渡辺、野口の出来がカギを握る。両校とも初戦を突破したとしても、高商ゾーンには昨年覇者の桐生一、県内屈指の好投手松井を擁する富岡が、前商ゾーンには昨年準優勝でプロ注目左腕の岡を擁する樹徳、曲者の高経附、春ベスト8の健大高崎などが控えており、全く気の抜けない相手が続く。逆に春ベスト4の農大二、前橋育英は比較的組み合わせに恵まれ、順当に行けばベスト4は堅い。しかし、育英ゾーンには太田や高崎など力のある伝統校が組み入れられており、少しでも気を抜けばすぐにでも足元を掬われてしまう可能性がある。農二ゾーンも初戦の太田工、中央中等など力のあるチームが控えている。春ベスト4がそのまま優勝候補となるが、健大高崎、桐一等の強豪校、また普通科進学校ながら投打のバランスのとれた高崎、太田、富岡あたりにも十分チャンスはある。