隣県対決!前商、初戦の相手は浦和学院(埼玉)
第89回全国高校野球選手権大会、対戦相手を決める抽選会が5日行われ、群馬代表前橋商は7日の第二試合で、お隣埼玉県代表浦和学院と対戦することが決まった。今年から出場校を東西に分ける抽選方式をやめたため、いきなり隣県対決が実現した。また、選手宣誓は抽選の結果、前商のプロ注目打者、樺澤主将が行う事に決定した。対戦相手の浦和学院は夏の甲子園での成績は初出場時のベスト4以外、これといった目立った成績はないものの、やはり選手個々の能力は高く、侮れない相手である。ちなみに浦和学院甲子園初出場時にベスト4まで導いた当時のエース谷口氏は現在、大学野球の強豪である上武大学(伊勢崎市)の監督、浦和学院の監督森士氏は、桐一福田監督の上尾高-東洋大時代の後輩であるなど、浦和学院は群馬とは何かと縁がある。プロ注目の赤坂擁する強力打線の浦和学院だが、前商のエース佐々木が県大会準決勝、決勝の様な投球をすればそうは打たれることは無い。打力なら前商も負けていないため、プロ注目の3番樺澤、4番大古を中心に序盤から得点を重ね、自慢の鉄壁守備力で守り抜いて勝利するのが理想。2年前のベスト16を超えるためにも、まずは初戦を突破して勢いをつけたいところである。