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カテゴリ:展覧会(美)・能狂言・コンサート(音楽)
厳島神社国宝展の第二期(展示替)に行ってきました。実は都合である投資セミナーをキャンセルして展覧会の方を優先しましたが、余りにも自分らしい行動(苦笑)。 「化城喩品第七」の見返しの絵は、平清盛願文の見返しと同様、後の修復により描かれたもので、俵屋宗達の筆になるとされます。確かに、意匠は宗達を思わせます。 今日は午後三時くらいに行ったせいか、割合と人が入っていました。良かったです。 今回の展覧会では入り口で平安時代後期の狛犬が出迎えてくれます。くぼんだ目、体にピッタリとくっついたタテガミが特徴の穏やかな表情です。特に左側の吽形像は本当に「うん」と言っている感じ(笑)。平清盛が厳島神社を整えた頃に造られたといいます。清盛を始めとした平家一門を出迎えたのもまた、彼らでしょうか。厳島神社を繰り返し訪れた清盛ですが、どのような思いで狛犬を眺めていたのでしょうか。 帰りに東京国立博物館で中宮寺の「菩薩半跏像」(特別展示、本日最終日)を拝見してきました。菩薩半跏像は京都の広隆寺も有名ですが、奈良の法隆寺に隣接している中宮寺では「天寿国曼荼羅繍帳」と共に畳の席でゆっくり見られるので好きです。頬に右の指先を当て微笑みつつ思惟をめぐらすお姿は、変わらない静かな美しさを湛えていました。 来週の土曜日は、「人生を謳歌する会」の投資勉強会です。楽しみですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月18日 00時06分03秒
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