フージャース:中間決算発表&10月営業概況報告♪(その1)
こんばんは♪ 昨日は帰りの電車の中で、フージャース(8907)の2006年3月期の中間決算発表・10月度営業概況報告、そしてダヴィンチ(4314)を読んでいたのですが、疲れてブログ更新できず報告が遅くなりました(大汗)。フージャース株主の大御所(笑)okenzumoさんが既に明快に重要ポイントを解説してくれているので(ポイント解説は沢山ありますので頑張って読みましょう♪)皆さん、既にご存知の内容ですが、自分の確認のために決算内容を検証してみます♪ただ結論からいいますと・・・一部販売計画の変更(戸建て19戸来期組入れ)はありますが・・・○ 業績の成長レベルは依然として高い(今期売上高+47.3%・純利益+71.7%、目標経営指標として経常利益年率20%以上の成長継続)○ 効率的経営で販売管理費を抑制、売上高経常利益率など利益率が引き続き向上○ 販売順調(今期進捗率93.93%、来期13.3%)○ 事業用地仕入れも順調(来期分完了、来期進捗率60.3%)○ 仕掛用不動産(=利益の源泉)も潤沢(中間期166億円)○ 完成在庫ゼロの継続方針○ 財務基盤もしっかり(自己資本比率39.3%、目標経営指標として30%以上)○ 当面「増資無し」(営業CF、銀行からの資金調達などで対応)○ 創業以来の「日本の住まいを豊かにある」という経営理念に基づき、今後もマンション分譲事業に特化していく、という一貫した方針(ブレの無い経営)○ 「No.1マンションデベロッパー」を目指して積極的に事業を推進○ グループの永続的成長のため、「トップブランド」としてのフージャース・ブランド確立を目指す・・ということで・・今日、\545000で買い増しました♪ 明日の株価の行方は分かりませんが、今日(11月8日)の午後3時半からアナリスト向け会社説明会がありました。今年5月6日の好決算発表後の11日に行われた会社説明会の後に急騰していましたので、つい期待してしまいました(笑)。え!?それでも下げたら!?・・・・買い増すだけです♪☆ 2006年3月期中間決算(連結)既に10月24日、マンション販売好調による販売関連コストの削減及び一般管理費の削減等により、増額修正(増益幅:売上高+0.4%・純利益+29.4%)を出していますが、中間決算業績は以下の通りでした:平成18 年3月期中間期財務・業績の概況(平成17 年4月1日~平成17 年9月30 日)(1) 経営成績(連結)の進捗状況(百万円%) 売上高 営業利益 経常利益 純利益 17年9月中間期 9,644 (+92.1%) 1,131(+94.6%) 1,138(+113.6%) 673 (113.6%) 16年9月中間期 5,019(△12.2) 581(△15.5) 532(△18.1) 315(△16.2) ----------------------------------------------------------------17年3月期 21,032 2,905 2,857 1,689 通期の上方修正はされませんでしたが、引き続き高い成長を維持しています:業績(連結) 売上高 経常利益 純利益 16年3月 13,201 1,446 823 17年3月当初予想 20,675(+56.6%) 2,500(+72.89) 1,350(+64.0%) 実績 21,032(+59.3%) 2,857(+97.6%) 1,689(+105.2%)18年3月予想 31,000(+47.3%) 5,000(+75.0%) 2,900(+71.7%) (通期予想EPS 26,906.02)(2) 財政状態(連結)の変動状況連結財政状態 総資産 株主資本 株主資本比率 現預金17年9月中間 21,926 8,303 39.7% 2,40216年9月中間 15,020 6,427 42.8% 3,585-------------------------------------------------------------17年3月期 19,646 7,727 39.3% 6,13616年3月期 11,280 2,660 23.6% 4,040期待した通期の上方修正はありませんでしたが、okenzumoさんも書かれていた通り、計画していた戸建て38戸販売のうち19戸が来期に回り、19戸に減ったためと思われます。完成在庫ゼロの方針による帳尻合わせとも考えられますが、フージャースにとっては始めての挑戦、しかもマンションより対象顧客が限られている戸建ての販売。慎重になっても仕方ないところなのかもしれません。しかし、絶対的な成長率の数字は凄いし(純利益+71.7%)、全体の販売・事業用地仕入れは共に非常に順調なので、問題ないと思われます。(「その2」に続く・・・)