ヤマノススメ セカンドシーズン 第22話 「ともだちになろ?」
ヤマノススメ セカンドシーズン新二十二合目 「ともだちになろ?」★前のお話は→ 「第1話~第21話 あらすじまとめ」★ファーストシーズンはこちら→ 「ヤマノススメ」 天神峠に立つ4人。あおいはロープウェイとリフトを何とかクリア。いよいよ谷川岳登山の本番。天神峠は1,500m。谷川岳は1,977m。谷川岳のふたつの山頂は、「トマの耳」と「オキの耳」という。ふたつの山頂が猫の耳に見えたから付いた名前だとか。トマは山の入り口側で、オキが奥の意味。山小屋は「肩の小屋」 ひなたとの、もう一度あの山で朝日を見ようという約束がもうすぐ叶うんだとあおいは思った。昼ごはんを食べていると写真を撮っている女の子。ロープウェイ乗り場であおいが落とした切符を拾ってくれた子だった。あおいは、さっきは切符ありがとうと声をかけた。 天満宮にお参り。あおいは「無事に頂上まで登れますように」ひなたは「きれいな朝日が見られますように」かえで「世界が平和でありますように」? ここな「ぐんまちゃんに会えますように」??? お参りしたら出発。最初は下り坂。富士山も最初はラクだった。気を抜かないようにしないととあおい。花が咲き、セミの声、トンボ、ちょうちょもいた。谷川岳山頂まで3.3kmの表示。数字だけ見ると近い感じ。あおいが、かえでとひなたに、こっそり話す。「今日はここなちゃんの(誕生日)なので山小屋に着いたら...」ここなには内緒。 すれ違う人たちに、こんにちはと挨拶する。だんだん道が険しくなってきた。(ロープはあまり掴まないほうがいいと思うよw) こんな道、子どものころによく登れたもんだねと、あおいはひなたに言った。 熊穴沢避難小屋で休憩。先ほどの女の子がいた。こんにちはと挨拶する。ひとりで来ているらしいその子は、軽く返事をしただけで、お先にと出発。あおいは、みんなより一足先に出発して後を追った。写真を撮っているところに追いついて、どこから来たのとたずねる。群馬の高崎からと答えた。来るとき電車で通りましたと言うと、そう、とだけ言って行ってしまった。何か怒らせてしまったかなと考えるあおい。 どんどん先に行っちゃう。あの子、空気よめない人かなとあおいは思った(てか、いきなり後を追いかけているほうがおかしくないか?w) 「天狗の留まり場」に着いた。写真を撮っているところに近づくと、とてもいい眺めだった。ここは初めてですかとあおいがたずねると、何度か写真を撮りに来たことがあると答えた。 こういう景色を撮りたくて、好きな場所に長くいたいから歩くのが早くなっちゃうの。どんな写真を撮っているんですかと聞くと前に撮った谷川岳を見せてくれた。またこんな景色が見たいなって、いつでも見られるようにずっとカメラに入れているのだと言った。あおいが素敵と言うと、あなたは何で山に登るの?と聞いた。あおいは、何でかな、楽しいからかなと答えた。それと友だちとの約束で朝日を見に来たと言うと、何度か山に泊まったことあるけど、朝、きれいに晴れないことも多いよと言われた。けど、見られるといいねとその子は言って、「ほのか」と名乗った。 みんなが到着した。あおいは、ほのかを紹介して3人も自己紹介。ほのかは、よろしくと言うと先に行ってますと出発した。あおいが山小屋で晩ごはんを一緒に食べようと声をかけると小さくうなずいた。人付き合いが好きじゃないタイプかなとひなた。あおいは案外そうじゃないと思うよと言った。歩き出すとだんだん雲行きがあやしくなってきた。ひなたが雨ふってほしいなんか言うからよとあおい。「天神ザンゲ岩」に到着。雨が降り出した。雨具を着てザックにレインカバーをつける。ひなたのせいだからザンゲしたほうがいいんじゃないとあおいは言ったw 山小屋まであと少し。雨の中を歩く。ここなは、お母さんに買ってもらった靴は歩きやすいなと思った。雨具は快適、通気性も抜群とひなた。あおいも確かに雨具って大事だと思った。雨具をくれたかえでに改めて礼を言う。かえでは役に立ってよかったわと言った。 谷川岳肩の小屋に着いた。見覚えのある場所だった。入り口の鐘も、そして子供のころに泊まった記憶がある部屋もあった。明日、晴れるといいねとひなた。晴れたら約束が叶う。だけど約束が叶ったら私たちどうなるんだろうとふたりは思った。 ★感想ロープウェイではどうなることやらと思ったけど、あおいは無事に小屋まで登れてよかったですね。ほのかとも友だちになれそうな感じ? ところで、前回から、「約束がかなったらどうなるんだろ」とかふたりで言ってますけど、そんなふうに考えるものなのかな。私にはさっぱり理解できないなあ。どうもなんねえだろwww ページビューランキング