逃げ出したワンちゃんに 思うこと
日が暮れてから 車を走らせていたら、前方を 国道を危なっかしく渡る ワンちゃん、発見。道路の左右を確認している様子なし。え、え~~!? 首輪をしている 柴犬のようなワンちゃんが、1匹で。もしかしたら、家から抜け出したワンちゃん?このままじゃあ、車にひかれちゃうよ!ちょっと、放っておけなくて、車をそばにあった空き地に止めました。「おいで。」と声を掛けたら、「ワン!」と吠えて暗がりへ逃げていきます。どうしよう。柴ちゃんは 警戒心が強いからねえ・・・。あわわ、また、道路を渡るよ。国道ですからね、それなりに車が走っているんです。私もワンちゃんの後を追って反対側へ。どこに行ったのかしらと 周辺を見ていたら、私の近くに 戻ってきました。下手に声を掛けて、また 道路を渡ったら危ないし・・・道路のそばには、大きな立派なお家。その家の周りを なんとなくうろうろしています。門が閉まっているので 中には 入れません。あれれ、また行っちゃった。思い切って呼び鈴を押し、「柴犬に似たワンちゃん、いますか。外にいるんですけど。」と聞いたら、お家の方が出てきました。やっぱり、その家のワンちゃんでした。でもね、ワンちゃんをお家の方が呼んだのにまた、道路の方へ 行こうとする。ああ、もう、気が気では ありませんでしたよ。その後、飼い主らしい娘さんが出てきてワンちゃんは、無事 おうちへ入りました。めでたしめでたしです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この後、しばらく 心の動揺がおさまりませんでした。「ああ、よかったね。」で 終わりのはずなのに。そこで、気が付いたのです。「エルを 事故で亡くしているんだった。」と。だから、こんなにも 動揺しているのだと。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よく、考えてみると、こんなワンちゃんを 飼い主のところに戻したのは、これで4回目になるんです。1匹目は、通勤途中で、ダックスちゃん。2匹目は、暑い夏の盛りに 柴犬ちゃん。3匹目は、実家の近くで 大きなミックスちゃん。そして 4匹目は、このワンちゃん。たぶん、私が犬を飼ったことがなかったら、道路を1匹で犬が歩いていても犬のことを心配しなかったと思います。時折、いなくなってしまった愛犬を探す記事を見かけますが、本当に心が痛みます。飼い主にとっては、ワンちゃんは 可愛い我が子同然ですからね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・家の子達が、名犬ラッシーのようであったら、たとえはぐれてしまっても 家に帰って来られるのでしょうが、クウとクロには、そんなこと できるはずがない。^^;ということで、愛犬を守るために 我が家で気を付けていることは、 ・散歩中、絶対にリードを外さないことです。 リードは クウとクロの命綱だと思うから。 それから、万が一、家から抜け出してしまったり、 迷子になってしまったときのために、 ・名前と電話番号入りの 首輪と名札 を付けています。あっ、玄関も 気を付けなくちゃね。うちは、そこが一番危ないかもしれない。宅配の人が来たりすると、喜んで寄っていくワンがいるので(^^;)クロ! 絶対に 下に降りるんじゃないよ!!