第7回聖書に親しむ会
イエスのたとえ話(40近くある)の一つで、ブドウ園での経営者と労働者の お話 です。経営者は 人みんなを それぞれの 事情や能力を考慮した上で「愛」(寛容 慈悲など)にのっとって その人の 働きを 評価します。そして朝早くから働いた人も夕方に少ししか働けなかった人にも同額の報酬を与えます。それに対して、自分より働きの悪い人が 自分と同じ報酬を 与えられたことに 不満を訴えた労働者がいます。ビジネス的には 正当な言い分だと 思われますが そこには「愛](ねたまない心 うらやまない心など)が不足している と 考えると その労働者は「他の人もみんな 報酬をもらえて 良かった。ありがとう」と言ったほうが 正解だったのかな と 思われます。「生かされている」「仕事をさせていただいている」ことに 感謝の気持ちを持って かつ 他人に寛容で ねたみの心を持たない「愛」を持つことの方が みんな 幸せになれるのでしょうねーーー