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カテゴリ:沖縄歳時記
旧暦3月の行事として広く知られている清明祭が8日から各地で行われ、お墓に集まり、ご馳走を供えて先祖の霊を祭った。 清明入りした最初の日曜日の9日は、親戚が祖先の祭られているお墓に集まった。みんなでお墓の周りの雑草を刈り取ったり、墓前を掃き清めたりしたあと、花や重箱、お酒、果物を供え、紙銭を焼いて祖先の霊を拝む。 沖縄では季節ごとの行事を総称して沖縄方言で「折目」(ヲイミ)とよんでいる。着物や洋服の折たたんだ境の筋の通ったところを折目という。折目を正すといえば、それは物事にきまりをつけて、きちんとすることを意味している。すなわち季節(24節)ごとに行うべき農作業を忘れず、遅れずにきちんと行い、それを神や祖先に報告し、豊作と健康・繁栄を祈願することが折目である。清明祭もそのひとつである。 (比嘉康文の沖縄通信より抜粋) 家の「シーミー」は、4月9日に『カミウシーミー』で、 16日に『シーミー』をしました。 カミウシーミーは「按司墓(あじばか)」でお供え拝み、 「ムートゥ墓」(本家のお墓)でお供え、拝み そこでウサンデー(お供え物の重箱料理)を いただき、親族の親睦を深めました。 シーミーは家族や近い親類で 直系のお墓でのシーミーでした。 この時期、シーミーで殆どの日曜日はつぶれてしまう。 それでも、シーミーは沖縄の大切な年中行事なので、 極力みんな参加して、お墓参りするのです。 半分ピクニック気分です。 お墓の前でシートを敷き会食するなんて、 本土ではあまり見られない光景でしょうね。 昨年補修工事をして、綺麗になりました。補修前も、立派な「亀甲墓」でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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