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テーマ:今日の出来事(292563)
カテゴリ:平凡な日常
出社して開店準備後、みんなが集合して7階フロアで部内朝礼が始まった直後だった。あれ・・・地震・・・? 揺れている。少しは驚いたものの、どうってことはないと思ってのんびり構えていた。だけど揺れはなかなか治まらない。・・・おかしい。今まで、こんなに長く揺れる地震なんて無かった。しかも、だんだん揺れが強くなっている!!
「スポットライト消せ!!」上司が叫ぶ。ショップの天井の吊り看板は左右にゆらゆら揺れて、埃が落ちてくる。みんな最初は平気な顔をしていたけれど、揺れがさらに強くなり、不安で顔がこわばってきた。私の横にいたコは、「怖い・・・怖い・・・」と呟きながら、私のブラウスの袖を掴んでいる。私は「大丈夫・・・大丈夫・・・」と、そのコにも自分にも言い聞かせながら、冷静にじっと前を睨みつけていた。 揺れはさらに強くなり、階下の食器売場からガシャーーーンという音が聞こえた。「割れた!!」誰かが叫んだ。その瞬間、みんなの緊張感はMAXに。 しばらくして揺れが治まった頃、「6階行け!! ほうきとチリトリ!!」上司が叫んだ。ほうきとチリトリをあるだけ持って、みんなで6階の食器売場に走った。陳列棚から数点の商品が倒れ落ち、粉々に飛び散っていた。手早く片付け、なんとか朝礼を再開した。 朝礼後、ミーとナオが無事か心配で、ジジババの家に何度も何度も電話したけれど、回線がパンク状態で全く繋がらない。そうこうしているうちに開店時間を迎えた。 ミー、ナオ、無事でいて!! 開店の立礼後にも、何度も電話してようやく繋がり、やっと安否を確認できた。二人とも元気だと聞き心からホッとした。その後は実家に何度も電話してようやく繋がり、大丈夫だったと確認できた。 モンダイは旦那。偶然にも今日、仕事の関係で会社のメンバー数人と一緒に、能登方面に行く事になっていた。朝早くから集合して貸切バスに乗って能登に向かっているから、地震があった時間にはすでに能登に着いているはず。よりによってこんな日に! 旦那のケータイに何度も何度も電話しても全く繋がらず、メールを送信しようとしても全く送信できず、安否がわからないまま不安な気持ちで仕事していた。途中、電話しようとしてもやっぱり繋がらない。どうか無事でいて・・・。 昼の休憩の時、もう一度ケータイを見たら旦那から着信があった。電話してくれとの事。何度か電話して、やっと旦那と繋がり安否を確認できた時はホッとした。結局、能登に着いたけれど停電で街の明かりは無く、信号機も止まり、瓦や石が飛び散っていたり、屋根が落ちている家を目の当たりにして、ようやく地震があったのだと理解したらしい。バスに揺られていたので、それが地震の揺れだとはわからなかったみたい。最終目的地には行かず、引き返してきたとの事。 今回の地震で思ったけれど、自然って怖い。災害用の荷物を用意しておかなくちゃ。そして、家族と実家ってかけがえのない大切な存在だと思った。ま、舅姑と小姑はチガウけど。 そして夕方6時過ぎ、また地震の揺れが。一気に緊張したけれど、朝ほどの揺れではなかったので良かった。百貨店のビルで、私が配属されている子供服売場は7階。上層階なので揺れがとてもダイレクト。朝の地震は、かな~~り揺れた。もう、こんな思いはしたくないわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.25 23:35:00
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