気分悪い!
旦那とミーとナオとジャスコに行って、さっき帰ってきた。買い物した物をトランクから出す時、ウチの百貨店の紙袋があったので、何だろう? と思い、旦那に聞いてみた。ちなみに旦那は同じ百貨店の外商員。私 「それ、何?」旦那 「靴の見本」私 「ふーん、お客様の?」旦那 「お袋の」私 「お袋??」姑は百貨店なんて全く行かない人だし、百貨店で物を買う事もほぼ、無い。買い物は専らスーパーか近所の商店という人なのに、いきなり百貨店で靴を買おうなんて、なんかおかしい・・・。どうしたんだろう。旦那 「お袋、靴が壊れたんやって。履きやすいもの持って行った。9,800円の」私 「ふーん。百貨店で靴を買うなんて、珍しいね」旦那 「うん、ホワイトデーのお返しにした」え・・・?ホ・・・ホワイトデー・・・!!??マジで!?旦那 「どうせなら、欲しいものがいいと思って」私 「・・・」そりゃ、欲しいものがいいと思って、という考えには賛成するよ。相手の事を考えてプレゼントするのは大切だと思う。旦那にとって、かけがえのない母へのプレゼントなんだから、そう思ったのかもしれない。でも、姑が旦那によこしたチョコレートは、スーパーに売っている350円くらいのチョコレート。それのお返しが、な~んで9,800円の靴なわけ!? 信じられない!!先日、旦那があまりにも欲しがっていた為、ナショナルのジョーバを購入した。その支払いもあるし、この春、ナオが小学校に入学する為、準備でいろいろ出費がかさむのに。そんなの旦那もわかっている事なのに。旦那 「キミへのお返しは何がいい?」 ニコニコしながらこっちを見ている。私はおもむろにケータイを手に取り、電卓で計算した。9,800円の靴は、350円のチョコレートの28倍のお値段。それならば、私もあげたチョコレートの28倍のお値段を言って、旦那を軽くビビらせてやるわ。私が旦那にあげたチョコレートは2300円くらいなので、その28倍は64,400円。私 「お返し、何でもいいの?」旦那 「うん」私 「何でもいいんやね?」旦那 「何がいいの??」私 「指輪」旦那 「え・・?」私 「指輪」旦那 「えぇ!?」私 「6~7万円くらいの指輪でお願いします!」旦那はびっくりしている。びっくりしてくれて結構。本当に買ってもらう気なんて無くて、ビビらせるつもりで言ってるんだから。なんで350円くらいのチョコレートのお返しが9,800円の靴なんだよ!? 親思いなのはいいけど、ウチの事情も考えてよ! 本当、信じられない!!しばらくして旦那が、苦笑いしながら言った。旦那 「クリスマスプレゼントは財布で、ホワイトデーは指輪かぁ・・・」私 「財布は、“買わされた”と思ってるの?」旦那 「ううん。買ってあげたくて買ったよ」私 「お義母さんがくれたチョコレートは350円くらいのチョコレートでしょう。 そのお返しが9,800円って事は、28倍や。 だから、私もあげた28倍で言ってん。」旦那 「そんな事だろうと思った。それで、指輪なの?」私 「うん。お義母さんにはもう、靴がホワイトデーのプレゼントって言ったの?」旦那 「うん」それを聞いてさらに気分が悪くなった。私 「ホワイトデーのプレゼントって言ったら、お義母さん何て言ってた?」旦那 「きょとんとして、申し訳なさそうにしてた」私 「ふーん」それを聞いてもっと気分が悪くなった。結局、姑は断らなかったとの事。旦那 「どうしたの?」私 「私がもし姑の立場だったらの話だけど・・・」旦那 「うん」私 「もし、ナオに350円くらいのチョコレートをあげて、お返しに9,800円の 靴をあげるって言われたら、ナオの気持ちは嬉しいけど、ナオの お嫁さんの事を考えて、私は断るわ。 一般的な家では、やりくりするのはお嫁さんやし、350円のお返しに 9,800円の靴なんて、お嫁さんに気を使って、とてももらえない。 靴は自分で買うからって言うわ」旦那 「・・・」いつもなら何倍だとかそんな事、思わないんだけど、今回のは金額が「はぁ!?」って感じだったので気分が悪かった。それに姑も姑でそんなんだから、さらに気分が悪くなった。春のやりくりがさらに大変になるのはこっちなんだから。少し前に、義実家に対して心から腹が立つ事があって、不信感でただでさえムカついているのに。