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カテゴリ:Ballet
私がさる高貴な方の御落胤というお話ではありません。
バレエのジゼルです。 NBS(日本舞台芸術振興会)のホームページにあった、パリオペラ座エトワールのアニエス・ルテステュのインタビュー記事を見たら、今度の来日公演の演目「ジゼル」(パトリス・バール版)の主役ジゼルはジゼルの母と公爵の間に生まれた子供で、貴族の血が半分流れているという設定らしい。 ほぉ~ 半分貴族・・・ 新解釈が悪いとは言わないけど、ジゼルは庶民であるほうが悲哀さがあるような・・・ お貴族様の坊ちゃんアルブレヒトが本気と遊びの間を揺れ動き、結果的に貴族の誇りを捨て去る事ができずにジゼルを騙す事になり、そのショックでジゼルは死ぬ。 それは厳然たる階級社会があるからゆえの悲劇で、愛の力で階級を乗り越えることができなかった男を、死して精霊となりながら愛の力で憎しみを乗り越え許す女を見て、カタルシスを感じるのだ。 それが“半分貴族”の女になったら、どうなんだろう? オペラ座来日公演は「シンデレラ」と「ジゼル」の2演目だが、2月のマニュエルの公演に上京する事にしたので、オペラ座は「シンデレラ」1本にしようと娘と決めていた。 なのにアニエスが気になることを言うから~ ジゼルも観たいよぉ~ でも3度往復は絶対に無理だー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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