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カテゴリ:小栗街道
小栗街道歩きも終盤にさしかかり、関西国際空港のある泉佐野市まで歩いた。
前回の終了地点のJR和泉橋本駅からスタート 府道30号、地蔵堂交差点から中道に入り、今までで最大に迷うことになった。 一度ならず二度三度と道を間違え、引き寄せられるように国道26号線に何度も出そうになり、また引き返すという無駄な動きをするラビリンス状態。 20分以上は損をしたかもしれない。 ここでは“古い大きな家があるほうが旧街道”という方程式が通じなくなっていた。 瓦の枚数にお金がかかっていそうな大きな家屋が多く、門だけでうちの広さくらいありそうな家、 門を入ったら車が5台くらい置けそうなんて家も・・・ 「こんな家なら同居が多いのかしら・・・嫁は大変そう」などと考えながらウロウロ。 あまり人気もないところをウロウロしているおばはんは、ほとんど不審者だったかも。 このあたりももうすぐ秋祭り このクリスマスの棒キャンディーのようになった電信柱は、だんじりがぶつからないようにする目印。 だんじりのやりまわし(スピードをかけてきゅっと曲がるワザです)をする交差点は、紅白の幕が四方にかかって、さながら歳末抽選会場のようになっていた。 岸和田祭りは9月に終わったが、それ以外の地域のだんじり祭のほとんどが10月の体育の日の頃に催される。 大きな家が多いから、祭の花(寄付)も多いでしょうね。 川を渡り、貝塚市から泉佐野市に入る。 国道26号線、大薮池交差点の歩道橋上より、 ひときわ高い建物は、泉南のランドマークの りんくうゲートタワービル。 あのビルの対岸は関西国際空港だ。 関空のお膝元の自治体である泉佐野市だが、財政は火の車。 どこの自治体も火の車だろうが、ここは燃え尽き寸前で財政非常事態宣言も出され、第二の夕張か!なんて声も聞かれるほど。 国際空港で恩恵を受けるどころか、とんでもないことになってしまったようだ。 大薮池交差点の近くに泉佐野市立第三中学校があり、その付近が小栗街道と紀州街道の合流地点。 そこから小栗街道は紀州街道と重なり和歌山方面に向かう。 だからここから南へは紀州街道を歩いていることにもなる。 あと2回もしくは3回で最終目的地の山中渓まで歩くことになるので、小栗街道を終えたら、紀州街道を合流地点の第三中学校前から北上しようかと考えている。 北上といっても住吉大社まで。 終点高麗橋まで行きたいところだが、なんと西成の三角公園脇が紀州街道。 大阪の方ならご存知だと思うが、あそこはお昼といえども女ひとりでとても歩く気にはなれない所なので、きりよく住吉大社まで。 昨日のニュースで、「日本最大の賭場場摘発」というのがあったが、場所は三角公園横。 そういう所ですからね・・・・ 紀州街道は小栗街道よりも海側、貝塚の寺内町や岸和田城下など通るルートで、紀州の殿様が参勤交代に使った道だ。 そんな先のことより今は南に向かって てくてくと 泉南(大阪府南部)というと何を連想するか・・・ 水ナスの漬物 (わたしは食べられないんです・・・) だんじり 関空 そんなものより、泉南を象徴するといえば 玉ねぎ!! 泉南の原風景、玉ねぎ小屋、 昔はいたるところ玉ねぎ小屋があったが、ここまではあまり見かけなくなっていた。 こういう標識があると、間違った道ではないと安心できる。 南海本線泉佐野駅筋の府立佐野高校前で今回は終了。 4.7km+α の道程だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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