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カテゴリ:ピアノ♪音楽
ドビュッシー:版画
1.パゴダ 2.グラナダの夕べ 3.雨の庭 ドビュッシー:前奏曲集 第1集 より 2.帆 12.吟遊詩人 6.雪の上の足跡 8.亜麻色の髪の乙女 10.沈める寺 7.西風の見たもの シマノフスキ:3 つの前奏曲(9つの前奏曲 Op.1より) ブラームス:ピアノ・ソナタ 第2番 嬰へ短調 Op.2 初生ツィメルマン。 チケット発売当初はオール・ドビュッシープログラムだったが、10月にプログラム変更のハガキが芸文センターから来た。 ドビュッシーの「12のエチュード」を楽しみにしていた母は残念がっていたが、私は変更後のプログラムのほうが良かった。オール・ドビュッシーだと結構疲れそうだもの。静かな曲が多く、少しの衣擦れの音でも気になってしまいそうで、座席でずっと身をを固くしてなきゃいけなそう。 実際この日の観客は、ピアノのお客さんとしてはあまり動かないほうで、とても静かだった。 曲間の咳が激しかったのは、この季節なら仕方がないね。 ツィメルマン氏も咳をしてた。お風邪を召していたのかも。 ブラームスの楽章の間では2度3度と咳をしてて、観客がザワっとしたら、 右手親指を立てて“大丈夫だよ~”サイン。 楽章の間の出来事だったので、気の毒だが笑っちゃった。 ツアーのスケジュールを見て、ぐっと冷えた京都で紅葉でも観て風邪ひいちゃったのかしら~なんて勝手に想像したりして。 前日夜に金沢でコンサートなので、西宮は“乗り打ち”かなぁ。大変なスケジュールなので、風邪も治りにくいだろう。 最初は意外にスモーキーな音色に感じた。 その音色が、心がたゆたゆような、紗のかかったイメージがあり、「夕暮れのドビュッシー」という言葉に合っている。 音の強弱の幅が広い人で、特にそれを感じたのは〈沈める寺〉。 これが一番好きだった。 演奏を聴いていると映像が浮かぶ。遠くで鐘が響いている絵、盛り上がったところでは上空から景色を俯瞰している絵。場面の切り替わりを想像できる音だった。 シマノフスキ・・・これを聴きながらポーランドを旅したい。 ブラームスの1楽章はちょっとカツカツに聴こえたが、3楽章からの叙情性の豊かさはさすが。 ピアノなのにシンフォニックなブラームスっていいな~ アンコールはなし。 あまりなさらない方なのか、体調が優れなかったのか。 まだあと2週間ほど関東で演奏会があるので、早く風邪が治るといいですね。 (11月25日 兵庫県立芸術文化センター 大ホール) くだらないことだけど、、、 シマノフスキを変換したら「島の麩好き」となって、しばらく笑い死んだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.26 14:42:09
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