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カテゴリ:旅行 国内ドライブ周遊
ドライブ旅行最終日。
元々の予定では、大垣を出発したら関ケ原に立ち寄って合戦の面影を辿り、近江八幡でランチして家へ帰ろうとしていた。 でも、起きたら雨、それもかなり強く降っている。 大雨の関ヶ原は罰ゲーム以外の何ものでもない。 まっすぐ帰るのも癪だしなぁ、屋根のあるところで何かない? と大垣・岐阜周辺で屋根のある観光地を検索したらここがヒットした。 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館〈愛称 宇宙博(そらはく)〉 大垣からは26kmほど東なので家から遠ざかるが、雨なので仕方がない。 国道21号線を40分ほど走って各務原市へ。 各務原の読み方はなぁ~んだ? 私は「かがみはら」だと思いこんでいたら、どうも「かかみがはら」が正解みたい。 でもJRの駅は「かがみがはら」。県立高校は「かかみはら」。 各務原市民の中には「かがみはら」と言う人が多いらしい。 でんでバラバラ。笑 市のオフィシャル的には「かかみがはら」だけど、どれでもいいそうだ。 駐車場から博物館入口までは少々距離がある。 雨じゃなかったら楽しかったんだけどなぁ、、 入口前には、 実物が4機展示されている。 YS-11だっ! だから入口前はかなり広い。 入館料は大人800円で、ダンナは600円だった。 ここは60歳以上と高校生が600円。中学生以下は無料だ。 ダンナ人生初のシニア割引体験。 シニア割引を経験できるまで生きられたことはとても幸せなことよ。 ライト兄弟が人類初の動力有人飛行に成功したのは1903年(明治36年)。 それから14年後の1917年に、各務原に国内2番目の飛行場、陸軍各務原飛行場が完成した。 (国内初の飛行場は所沢飛行場) ライト兄弟の成功からの航空機の発展進化は凄まじく、1914年勃発の第一次世界大戦では兵力として重要な位置を占めるほどになっている。 たった10年でとんでもない進化を遂げたということだ。 そう考えると、AIがこの世のほとんどを支配するのもあっという間かもね。 飛行場ができたのだから飛行機を造って飛ばさないといけない。 川崎造船が各務原に飛行機組立工場を作り、フランスのサルムソン社から製造権を取得して国産化に取り組み、1922年初飛行に成功後、各務原で量産された偵察機が、 乙式一型偵察機(サルムソン2A2) 展示されているのは1/1の模型。 各務原における航空機産業の発展は、この偵察機から始まった。 次は戦前・戦中の航空機開発のコーナー。 現存する実機の三式戦闘機二型「飛燕」 約3000機と各務原で一番多く製造された戦闘機。 塗装がはがされているので、「太刀魚みたい」というのが第一印象だった。 「飛燕」の向こうの上空にいるのは、 十二試艦上戦闘機(「零戦」試作機) 1/1模型 この「飛燕」や「零戦」の開発に携わった土井武夫氏、堀越二郎氏は、後にYS-11の開発にも携わっている。 次は戦後の航空機開発のエリアへ。 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 岐阜県各務原市下切町5丁目1番地 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.01 12:00:13
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