テーマ:☆主婦の生活☆(1566)
カテゴリ:子供のいる風景
ここ3日間医療機関に通い続けていたので、午前中は毎日バッタバッタしていました。 今日は、何も予定がない日なので、のんびりしたいと思います。
私は、今年度になってから、娘の登校は校舎入口まで付き添って、下校は途中で待ち伏せという形をとっています。 去年までは、帰りは校門だったので、 校門付近で起こる突発的な、子供同士のけんかとか、 その喧嘩の近くにいて、全然関係ない子が振り回したランドセルにぶつかってこけて肘から血を流すのとか、 図工の工作を、ちぎりながら、けんか相手に投げつけている子とか、 た~くさん、た~くさん毎日見てきました。
娘の登下校に同伴することで、小学校の様子がわかり、 ああ、お兄ちゃんは、こういう世界で、あの子なりに毎日頑張っていたんだな~~とか、 思ったりしました。
最近気になる子がいます。 下校してくる娘を待っている時に、通っていく男の子です。 ちょっかいを掛けられて「小馬鹿」にされています。 小馬鹿にされているのに、そのちょっかいに答えてしまっています。 それを受け流せば、また違った展開があるかもしれません。 逆に、ちょっかい(この場合は声かけ)を近くの子にして、「しつこい」と怒鳴られています。 この場合「止めて=話しかけないで」を1回で聞けば、蹴りとか入ってこないはずです。 (蹴りを入れるのもどうかと思いますが。) 同じクラス(?)の集団が先に歩いてると、その男の子は駆け寄って行ってしまいます。 私から見たら、「飛んで火に入る夏の虫」状態です。 その集団に、近づくことは、破滅です。 餌食にされます。 でも、気が付いていないようです。 何度も同じことをあの子は繰り返しています。 逆に、あの子が一人で先に歩いていると、いつもの集団が追って来ることがあります。 まるで、キツネ狩りです。 いじられて(これは、言葉的にいじられるという意味です)襲撃を受けて、集団は追い越して行きます。 最近見ていてとても嫌なのは、追い越し際に、プールバッグでそこの子を殴っていくことです。 誰かそんなことを許しているのでしょうか? どうして、あんたたちに、プールバッグで人を殴っていいって言う許しがあるのでしょうか? ゲームのように、次々と殴って追い越して行きます。 あの子は、「なんで?」って感じだけど、何も言わない。小さな体の男の子。
私は、去年からあの子たちに何度か注意した。 「自分がされたらどう思う?」 一瞬だけ止めるけど、続かない。 最近、よその子を注意しても「ビビらない」(=しまった!)反省しない子が多い。 ぎゃくに「っけ。」って子が多い。 家でどうなんだろう? 反省とか親はさせたりするのかな? 叱られる意味って知っているのかな?
あの子にも、もう何度も教えた。 身を守る方法は、ちょっかいに乗らないこと、 言われても無視すること、 あの子たちといっしょに帰らなくたっていいんだよ、って。
職員室にも行った。 あの子がいじめられている。 あの子自身にも非があるかもしれないけれど、いじめられ方が陰湿だ。
時々、去年までは、お母さんにも学校でお会いしたので(学年は違いますが)、気になっていたので「失礼かもしれませんが・・・」とお話しした。 どうしたらいいのか凄く悩んでいた。
今日久しぶりに、あの子のお母さんと朝会った。 どうしても、気になっていたので、 思い切って話して見た。 「最近●●●君、どうですか?」 学校の事は(帰宅の道中のこと)は、何も話さないらしい。 多分自分にも、非があるのを分かっていて、だから、やられるのを分かっていて、話さないらしい。 失礼かと思いつつ、自分がここ最近見てきたことを、事実を話させてもらった。 あの子が、ちょっかいを受け流せなくていつまでもちょっかいが続くこと。 あの子が、逆に声かけのちょっかいを掛け続けることで嫌がられて二次災害が起きることを。 お節介も重々承知だ。 でも、何かが変わるならば、と思って話した。 お母さんは、どうしたらいいのかずっと悩んでいるみたいだった。 「この場合、相手の親御さんに直接止めて下さいって言えばいいんですか?」 と、とても自信なさそうだった。 それをすると、親同士で気まづくなる場合もあるし、まして近所の子だったら、今後のことを考えると、やめた方がいいかも・・・。 「まずは、担任の先生に相談してみては?こういう事を聞いたのですが・・・」って。 と言ってから、ちなみに・・・・・と、思わず担任の先生の名前を聞いてしまった。 (お節介だな・・・私・・・) でも、先生の名前を聞いて、ああ、この先生なら、きちんと対処してくれると思うわ、と思って安心した。 (時々、曖昧にあやふやに終わらせる先生がいる。 表面上は、これで終わった風に見えても、水面下では何にも終わっていない。 それを引きずって次年度に繰り越されて、えらいこっちゃである。 あと、ギャグや笑いでなんとなく子供に対処させるのも最低手抜きだ。)
あの子は、娘より1学年下だ。 あの子のお母さんとは、本当に、時々登校時に会うぐらいだけど、「おはようございます」から、始まった。
凄くえらっそうだったけど、よかったのかな? 「どうすればいいと思いますか?」 って、尋ねられたけど、答えてしまった。 (もちろん娘のこともご存じ) 療育的知識から言うと、 ちょっかいを出してくる子は、相手がちょっかいに乗るのを知っているから出してくる。 だから、ちょっかいを出されても、それに乗らない、受け流す力をその子につけてあげるといいのでは? 辛いかもしれないけど、ぐっと我慢する。 あと、「止めて」と人に言われたら、1回で辞めるように気をつける。 もしかしたら、声かけのちょっかいは終わらないかもしれない。 だけど、声かけのちょっかいを受けてそれがまた交互に続くことをやめることで何かが変わるかもしれない。 暴力的なちょっかいを受けたら、それこそ先生に伝えて、辞めさせるべき。 あの子は体がほかの子よりも小さいから、 完全にやりこめられている。 そいう言う事を小馬鹿にして、いじくる奴なんて最低だ。 それを見て、「ああ、こういうことしてもいいんだ」と、ちょっかいグループが増えて行くのももっと最低。
なんだったら、隠しカメラじゃなくて、普通にデジカメで現場を撮ってやりたいぐらいだ。 (やりすぎ?) ゲーム感覚で、人間をいたぶるのは、やめろ! 生きているんだぞ!
学校は小社会。 見たくないこと、聞きたくないことがたくさんある。
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最終更新日
2008.06.20 09:39:12
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