カテゴリ:子供のいる風景
今朝は、かつてない豪雨の中、子供会のドッジボール大会に参加致しました。 娘が気になるので、今日は引率担当ではなかったのですが、行きました。 まあ、引率じゃないので、責任軽いですというか責任ないつもりですが、けんかがあったら仲裁しますよ。 これは、大人として、義務?かと??
娘、このドッジボール大会には、昨年から積年の恨みがございます。 去年は、逃げている時に、誰かの足に躓いて、ベちょっと前倒にこけました。 体育館で、べちょっとこけると摩擦ですりむけます。 はい、経験者の方いますか~~~? はい!私です!
さて、そのベちょっとこけた娘、去年はわたくし引率係でしたが、やばい!と、駆けつけました。 泣きそうな娘。 我慢していました。 「痛い~~!」と歯を食いしばる娘。 主審は、こけて膝を抱えている娘が目の前にいても特に配慮もなくタイムもなかった。 ラインズマンの人の方が心配して駆け寄って来て「大丈夫!?」とひざを見てくれた。 あ~すりむけてちょっと血が出ていました。 「どうする?続ける?」(この間試合は続行中・・) と、娘に聞いている最中に、膝を抱えて痛みをこらえている娘に、背中から ドカン! と、ボールを当てたあほがいました。 背中にボールをドカンと至近距離であてられた娘は、さらに前のめりにこけました。 あ・・・最悪・・・・ダメかも・・・・。案の定、もうダメでした。 さっきこけたことよりも、痛いのを我慢していたのを、後ろから至近距離でドカンとあてられた悔しさに娘はボロボロ泣き始めました。 しかも、ボールを当ててくれたあほ(すみません、不適切な表現で)は、 「やったね~♪」 と、悦に入っています。 お前、人情ってもんを知らないのか!?親に教わっていないのか!?それは、卑怯だぞ!と、我が家の子育てルールと違うようなので、むかつきましたが、今はこんなあほを相手にしている場合ではありません。 ボロボロ泣きだした娘を何とかしないと~~パニくる前になんとかしないと~~~ 対外的に焦るわたくし。 さすがに目の前いにいた主審も、、タイムにしました。
娘が地獄の唸り声を上げていました。 「ちくしょう~~!◎×@▽*&■(←相手の名前)め~~!」 ボロボロ泣きながら、相手の不正行為(?)に対して反旗を翻しています。 アタックNo.1の鮎原こずえが、猪熊コーチの激しい特訓に打ちひしがれている状態、四つんばになっている状態で、娘は固まっていました。 もうダメです。 これは、棄権しかございません・・。 娘を引きずるようにコートから連れ出し、その場を離れました。
その後ずっと恨みつらみをぶつぶつ言っていた娘。
あれから一年たちました。 4年生になって、まず娘が宣言したのが次の目標です。 「ドッジボール大会で、絶対に当たらない」
それ以来、決戦はいつだ?としきりに聞いてくる娘。 更には、自分を当てたにっくき奴を名指しし「絶対に許さない!」と炎を燃やす。
いよいよ、日取りが決まって「6月29日だよ」と勉強机の卓上カレンダーに予定を書き込んであげると、 「わたし、絶対に負けない!逃げてみせる!」と、握り拳・・・。 おいおい、ドッジボール大会って、ボール取ったり投げたり、逃げたり、当てたりじゃないのかな??? あなたのドッジボール大会は「逃げる・当たらない」なのですか??? と、ちょっと趣旨が微妙に違うような、でも弱いなりにも生き抜く術をかんがえているのかな?とか・・・。
そして迎えた当日。 4年生男女混合で大体各チーム20人弱でした。 四試合して娘のチームは全勝しました。 しかも、四試合とも、「気配を消すの術」で、一度も当たらずに見事に生き残った娘です。 なにも戦力として闘っていないのに、当たっていないことに喜んでガッツポーズ。 そして、勝利の雄叫び? 「おほほほほほ~♪ 勝ったわ!!私の勝ちね!」
・・・・・そこら辺は、こっそり喜んでくれない??? 何も試合終了で、勝ち誇らなくても・・・ あなた、何した?????
まあ、楽しめたという事には、間違いなかったようで、今年のドッジボール大会は、娘にとって「とっても楽しかった」そうで、ほっとしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.29 14:20:31
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