テーマ:好きなクラシック(2317)
カテゴリ:音楽
寒くなって来ると、いつも聞き始めるのは、チャイコフスキーのバレエ音楽。 最初は「白鳥の湖」から始めたので、指揮者別で白鳥だけでもCDを4つ持っていた。 (クラッシックのコアなファンの方だともっとかと思います。) それが、5,6年前に、偶然ネットで、スヴェトラーノフの指揮のチャイコフスキーの三大バレエ(「白鳥の湖」・「眠りの森の美女」・「くるみ割り人形」)を、一気に大人買いした。 以来、チャイコフスキーのバレエ音楽で、もっぱら聞くのはスヴェトラーノフのこれらのCD。 洗練された、とか、スタイリッシュな~とか指揮者によってレーベル側の宣伝文句もありますが、私が購入したのはロシア版で、ロシア語のケースだし…よく分かりません。 というか全く分かりません。 (ちなみに、スヴェトラーノフはロシア人です。)
なぜにか、寒くなるとスヴェトラーノフのバレエ音楽を無性に聞きたくなる。 そう、年末前の今頃からそれは始まる。
そして、昨日から、今年も始まった。
中でも一番好きなのは、やっぱり「眠りの森の美女」。 このCDについては、以前も日記で触れています。
台所にも配線をのばして、カタログハウスで過去に買った「紙筒スピーカー」を設置しているので、狭い我が家はほぼ全室に音楽が流れる。 しかも、コンポのスピーカーよりも紙筒スピーカーは素晴らしい。 殊に、クラッシックとかアコギとか人間的な音に非常によろしい。
いつも思う。 「眠りの森の美女」は、「幸せの音楽」だと。 ちょっと意地悪な魔女カラボスが出てくるけれど、殆ど幸せに包まれている。 流れる音楽も、キラキラという鋭角的な光線的なものではなくて、 ひらひらと花びらのような、可愛らしく、温かく、柔らかいものがが天から舞い降りてくる。 そのひらひらと幸せな音楽が私に降り注いできて、 なんか、私ってすごく幸せなんじゃないの? もしかして、もの凄く幸せかも~。 と、かっぽう着タイプのエプロン着ながらくるくるその場で回るお馬鹿な私。 それくらい、私を優しい気持ちにさせてくれる。
スヴェトラーノフの「眠りの森の美女」は、私にとって本当に「幸せな音楽」。 うん。私はきっと大丈夫。 なぜかそういい切れてしまう不思議な力を持っている。
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最終更新日
2008.12.19 14:31:59
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