テーマ:☆主婦の生活☆(1566)
カテゴリ:子供のいる風景
「鎬(しのぎ)を削る」 とは、 「激しく切り合う」 「激しく争う」 の意味であり、 相手との真剣勝負を言う。 鎬を削らない勝負は、削ろうとしない(?)ほうが、手抜きをしている、同じ土俵に乗っていない、真剣に向き合っていない、 と、勝手に解釈しています。
私、 思うに、 しのぎ削りまくっている気がします。 しのぎ削りまくって、 そのうち削り細って、 戦いに負けるかも・・・・・(^^;) そうなったら、 「鉄は熱いうちに打て」! じゃないけど、 打ち直しをしたらいいのか!? あ! そうだよね!
鎬を削る戦いは、正直疲れます。 疲れるから、や~めたって、削らない人もいると思います。 それって、野放し????? よく分かりませんが、 それは、各個人の方針ですしね。
昨日、久しぶりに娘と「鎬を削った」! 国語の読み取りで、てっきとうにしゃららら~って、読んで、 てっきとうに、選択肢を選んでいる。 何度も言っているんだけど、 理科でも、社会でも、国語でも、 教科書で読んだことない事例とか内容とか、授業で聞いたことないようなことなんか、 選択肢にあっても「選ばない」で欲しい!!! 切に願う! しかも、「真新しい表現?」と思わず食らいつかないでほしい!!! 勘弁してほしい!
途中で、もう嫌だ!と投げ出そうとした。(娘が) ここで、投げ出したら、投げ出したことを許す特例を出したことになる。 そういう特例を出すと、次回に反映してしまうので、負けてはいけない。 「嫌だ!」 「だめ!頑張って考えるの!ちゃんと読むの!」 「もう絶対にいや!」
そんなバトルを繰り返しているうちに、息子が学校から帰宅して・・・ バトルの最中に背後に立つ。 多分背後に立ちながら、嫌みな顔を娘にしたのだろう。 娘は、ますますもって意固地になって、 我が家は三人のおどろおどろしい魂の炎が舞い上がった。 これだけ舞い上がったのも、ひっさしぶりだった。 絶対に、このまま、 よそに恥ずかしいから、ここはもう許すか・・・・と 世間体に負けたら女がすたる!と思った。 (ある意味、確信犯?娘????)
「登場人物のおみつさんの言葉と、大工さんの言葉はどれか目印をつけなさい!」 「大工さんの考えは、大工さんの行った言葉から捜すの!」 「大工さんの考えはおみつさんの考えにも、文章にもないの!大工さんのせりふなの!」 「大工さんの言葉をよく読んで、よく考えなさい!」 ・・・・・・ 再現すると、かなりきついわたくしです。 ちなみに、小学5年生の光村の国語の教科書の「わらぐつの中の神様」です・・・とほほ。
この、 「嫌だ!」 「大工さん!」 の真っ最中、一番「剣の舞」の如く「鎬を削りまくり」の状態の時に、 「ピンポーン」 となった。 誰!? ちゅーか、 網戸だし、外に丸聞こえの、鬼婆なんですけど、わたし・・・。 困った・・・。 秘儀、「息子を代理に立てるの術」!!!を利用した。 (体面上ちょっとお恥ずかしい時は、息子に玄関先で取り合ってもらう。) が!秘儀は使えなかった! 子供会の後期分の子供会費の徴収だった・・・・。
・・・・・(私の体面)終わったな・・・・。 (↑すでにバレバレとも言うが・・・。元演劇部の腹式呼吸発声は近所に声が轟くそうです・・・←息子談・・・とほほ) すべてを諦めて、 出頭しる逮捕状の出ている犯人の気分で、玄関に行き、会費を払った・・・。 恥ずかしいから、先に言っておいた。 「すごかったでしょ? 聞こえたでしょ? ちょっと白熱していたの・・・・。」
相手のお母様は、あまりお子さんを怒鳴ったり叱ったりしない方なので、笑っていた・・・・。
私だって、 私だって、 お家でお着物でも着て、お手伝いさんでもはべらして、 「お母様はね」 なんて、 「斜陽」の世界の住人みたく 「あら、桜が・・・・」 なんて、 ちょっとテンポゆっくり目の、おっとり目の女性でいたかったわけでありますよ。
などと、忘れた夢を時折思い出しては、 鎬を削る毎日でございます。
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最終更新日
2009.10.14 15:59:46
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