本腰を入れる。
どんなにどんなに部屋を片付けてもある一角だけが豚箱状態から脱出できない。その一角はまさにゴミ御殿。そこは息子の勉強机一帯。もはや机の上での宿題をするのは至難の業で、椅子の上で宿題をしていたり、ランドセルの上でしていたり、そのうちどんどんのしてきてテレビの前の丸テーブルでするようになった。と、そのうちその丸テーブルの周りに国語辞典とか放り投げた状態になってきて、「ここは公共領域であって、お前だけの縄張りではない!!!」と堪忍袋の緒が切れた、わたし。私、公共領域があらされるとどうもだめらしい。ずっとずっと、息子の机の片付かないのはじっとじっと我慢していた。いつかきっときっと片付ける、片付けるはずだ・・・・そうしないと、あいつは机の上で一生宿題が出来ない・・・・。と、温かくしかし鋭いまなざしでにらんでいたが、あいつは何もしない・・・・・。今日は気合を入れて、「燃えるゴミ」「プラスティックゴミ」「金属ゴミ」をそれぞれ入れるべくゴミ袋を用意して息子の片付けを促した。「お母さんも一緒にするから、しよう!!」と。この前読んだ「子供の生活習慣を変える」がテーマの児童心理の増刊号によると、片付けられない場合は、ある程度こちらからの道しるべが必要らしい。物が多すぎて片付けられない場合があるらしい。本が多すぎて収納スペースが足りないがために起きるのならば、成長に合わせた本棚を・・みたいなことを書かれていたが、我が家にそんな空間的余裕はない。(というか、ちょっと違う状況)よ~~~~~く観察すれば、もう必要ないものもある。(チャレンジの古いものとか)あと、本によると、処分する事でものを減らして片付けやすくさせてあげる。らしい。も~~~これは、うちの場合は処分しかないな!と思った。だって~~~~~わけ分からない物とか多すぎるのよ!一度机の中ものもも机の本棚の物も全部出して、「これは要るのか!?」「これは使うのか?」「これは使えるのか!?(壊れているんじゃないのか!?)」「これは1,2,3年生が使うチャレンジの勉強のグッズじゃないのか!?」と丁寧に掘り下げて、ま~~~~~~~あっという間に2時間過ぎました。お陰様で、勉強が出来る机になりました。腹が立ったのが「なくなったから」といわれて、何度も買った「書き方マジック」と「名前ペン」(油性マジック)が2本出てきたこと。お前~~~~~余分な買い物をさせるな!!なんと、引き出し2個分すっからかんになった。(意外に物もっていない息子。持っているのはチャレンジの付録ばっか・・・・)出した物をきちんと元の場所にしまうと言う簡単なルールさえ守っていれば息子は散らかさずに済むのに、この簡単なルールが出来ない。持ち物の少ない今がこの状態だったら、将来大人になっていろいろな物を持つようになったらえらいこっちゃである。