|
カテゴリ:セミナー・イベント
コーチングって苦手。
人の話を聴いて、質問をしながら相手の答え(選択肢)を引き出し、お互いがやっていくことをコミットしていく、、、仕事柄そういう場面は数多く経験していますし、割と好きなんです。これも一つのコーチングといえるでしょう。 でもね、自分がクライアントとしてコーチングを受けるのはとっても苦手(といっても別にプロのコーチのコーチングを受けたことがあるわけではありませんが)、ついつい本音の部分を覆い隠してしまうのです。 何かこうぐさっと胸に突き刺さるというか、自分の底を見せてしまうのが怖いんですよね。最近ちょっと行き詰まりを感じていて、それを打破するには一人で抱え込まず、鏡(相手)が必要だと、、、わかっているんです。 昨日のアントレプレナーDo itのテーマは「社員のやる気を引き出すには~効果的コーチング活用法」、ずばりコーチングについてでした。 講師は有限会社ラーノロジーの本間正人さん、講義の途中では2人一組になって実際にコーチングを実践してみるといったワークショップもありました。 正直な話、講義中はあんまりおもしろくなかったのです。 講師の本間さんの声は非常にトーンが高くて、話し方もいかにもセルフコーチングしてますといった感じのパワー全開で迫ってきて、僕の波動とまったく合わないのです。 期待していたワークショップもペアを組んだお相手が60台後半の方で、ワークの時間が全部で16分あったにも関わらず、その内15分は相手が一方的に話され(しかも何を言ってるかほとんど聞き取れず^^;)、質問も何もあったもんじゃない苦痛な時間を過ごすことになりました。 何とも後味悪く会場を後にして、昨日発売したばかりの幸せ成功力コーチの野口さんの著書「幸せ成功力を日増しに高めるEQノート」を読みました。 そしたら書いてありました、アルバート・エリスのABC理論が。 これはA(Affairs)という出来事がC(Consequence)という感情を生み出すのではない。B(Belief)という受け止め方が私たちの感情に影響を及ぼすのだというものです。 アントレプレナーDo itは全国の人が同じ内容の講座をリアルタイム通信によって同時に受講します。昨日の講座を受けて、僕と同じようにイマイチと思った人もいるでしょうが、面白い!あの講師の人好き!と思った人も当然いるはずです。 まったく同じ内容にも関わらず、受け止め方一つで感情は左右されるのです。どうせならいい感情を持てた方がハッピーだし、たぶんその後の行動にも良い影響が出てくるでしょう。 僕の中に、「講師たるもの、ワークショップたるものこうでなければならない!」という強いビリーフがあったのだと思います。それに自分で気づき、ビリーフ修正(「思い込み」に基づく非合理的なビリーフを、「事実」に基づく合理的なビリーフに変えていくこと)をしていったことで、少しずつ見方が変わってきました。 「講師の声のトーンとか話し方なんてどうでもええやん、話の内容をしっかりと自分に染み込ませよっと」「ワークショップがめちゃくちゃになってもええやん。ほんまもんのクライアントはもっとしんどいかもしれへん。そう思ったら貴重な経験が積めたし、今回のような相手と話すときは次回どう接しよっか」なーんて考えるようになりました。 人は知らないうちに様々な思い込みを背負って大きくなります。そんな心のブレーキに気づくことができて、逆によかったんだと思います。メンタルで何度も講座を受けてて、既に知っていたんですけどね。知ってると実践できるは大違いです。 野口さんの本は、昨日の3時にはハリー・ポッターを抜いてア○ゾンで1位になったそうです。すごい!好評につきキャンペーン期間を延長されるようですよ(→詳しくはこちら)。 幸せ成功力を日増しに高めるEQノート この本は、心理学とコーチングをうまくミックスして書かれており、どちらかをかじってる方には非常に読みやすい本だと思います。むしろあっさり読めてしまいます。EQノートと本のタイトルにもある通り、自分でワークをしながら書き込んでいくとより学習効果が高いでしょう。その時その時でクリアしたい課題はあると思うので、複数冊購入してもそれはそれで価値はあるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.27 09:42:08
[セミナー・イベント] カテゴリの最新記事
|