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右脳教育×モンテッソーリ幼稚園

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2005.09.19
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0歳~3歳のちから
「0歳~3歳のちから」松浦公紀著

まずはこちら。
借りて読みました。
これは、今まで私が『たぶんこうなんだろうな~』とぼんやり感じていたことが、ずばり書いてあって、
読んでて深くうなづいてしまいました。

たとえば

「6歳までの幼児期全般が吸収精神の旺盛な時期なのですが、
その中でも最初の3年間は無意識、
つまり、記憶には残らない、全く努力したという意識はないにもかかわらず、
その後何十年掛けても成しえないようなことをいとも簡単に成し遂げていことができます。
  
  ~この時期をのがすと、あとでいくら努力しても到達できないってものが、確かにあるみたい。


「話し言葉の敏感期は、胎児期の7か月頃から始まると言われています。(中略)
このようにして、子どもは誕生前から人間の話す声を吸収して溜め込んでいるのです。」

  ~胎教を、ものすごくバカにする人もいますけど、これは紛れも無い事実でしょう。


「赤ちゃんは意識はしていないけれども、きちんと感覚が働いて、
その印象を蓄積しているのです。」

  ~どうせわかんないだろうから、って思うのは間違いってことですね。


「人間の一生は学びの連続です。
よく学ぶことができる、正しく学ぶことができる人間が正常化された人間ということができるでしょう。」

  ~どれだけ知識を持ってるかが重要なのではなくて、ってことですね。
  

「1歳前くらいにはいろいろなことができるようになり、
開けたり閉めたり、出したり入れたりのいたずらが始まるようになります。
これによって、脳内の神経細胞の回路が完成していくのですから、
むやみに禁止することは正常な発達を阻害することになるのをお忘れなく。」

  ~天才児を育てたのお母さん、なんていう人の本を読むと、必ず書いてありますね。
  ティッシュペーパーを引き出すことを、思う存分させた、とか。


「子どもは、毎日同じ本を読んで欲しいという傾向を持っています。
『もうこの本は読んだから、今日は新しい本にしましょう』と勝手に大人が決めてしまうのではなく、
飽きない限り、子どもの気に入った本を読み聞かせ続けてあげましょう。」

  ~1日のうちに5回も6回もせがまれることもありますね。
  知らなければ、やっぱり他のを読もうとするでしょう。


などなど。

他には、“子どもサイズのものを用意して環境を整えてあげるべき”、との内容は、強く心に残りました。
私は、これ、あんまり意識したことが無くて、
トイレも、掃除が面倒、という理由で補助便座を使わず、踏み台もおかず、運動能力が多少発達してたのを良いことに、自分でよじ登らせてさせてました。1歳後半から。その前はおまる。
現在も立ったままでは届かないので、やはりよじ登って、座ってしてます。
踏み台があれば立ってするのかな~?

洗面台も、最近になって踏み台を置きましたが、
少し前までは、折り畳みのイス・・・高さも高すぎるし、不安定な・・・を、使っていました。
家にあったものです。
理由は、良いデザインで納得のいく値段の踏み台が見つからなかったから。(^ ^;)

その後、無事に納得のいくものが見つかって、踏み台を1つ購入しましたが、1つなので、台所で使いたいときに移動させたりすると、そのまま。
いざ、手を洗おうと思うと踏み台がないってことが多々あるのです。

う~ん、
もう1つ買おうか?

背もたれのある子供用イスが良いかと思うけど、どうかな?
あれもこれもと用途を欲張ると結局どれもダメになっちゃうんだよね。

テーブルにもなるままごとキッチンっていうのがあるから、
それに踏み台にもなるイスを足して~~~

え?ぜんぜんだめ?

たしかに、ニキティキで売っているキッチンなんて、デザインが優れていて良いけどね。高いよね。







ママ、ひとりでするのを手伝ってね!
ママ、ひとりでするのを手伝ってね!

こちらはご存知、相良敦子さんの代表作。
モンテッソーリ教育って何かっていったら、
このタイトルにあるように、大人が子どもに「ひとりでするのを手伝って」あげる事です。

一度、子が0歳の時に読みましたが、また、今読んでみると違うものが受け取れますね。

「幼いときに、その心を踏みにじられた人は、
大きくなったとき、必ず復讐します」とモンテッソーリが言っていたのだとか。

これ、先日、七田チャイルドアカデミーの先生も同じようなこと言っていました。

子どもに浴びせたマイナスの言葉など、長い間蓄積されて、何倍にもなって返ってくるって。

この本で言ってるのは言葉ではなくて、主に行動。

「大人が幼い子どもの体を押しのけて、手早く、自分の気のすむようにしてやったとき、
子どもの心を押しのけていたのです。
人格に浴びせた侮辱は必ず復讐されるといわれていますが、
手も体もまだ思うように使えない小さい子どもを無力な者と錯覚して、
子どもに代わってやってしまうことは、
子どもの人格を侮辱したことなのです。

だから、子どもの手や体や考えがしっかりしてくると、
小さいときに大人から勝手に支配されたことに仕返しをするのでしょう。」


これは、自分にも大いに当てはまる、という方は多いでしょう。
自分も親に、侮辱されて育った、と。
親に仕返しをしたいと思っている、または、もうしている、という人。

私もそうです。

でも、仕返ししているヒマは私にはありません。
それより、そういった悪い連鎖はスパッと断ち切って、前向きにいきましょうよ。

誰しも限られた時間のなかで生きているのです。
親はほっといてもそのうちくた、、、いえいえ

過去は変えられませんからね。

子どもを育てるって、一大事業ですよね。
地球の未来を良くするか悪くするか、お母さんの影響力は大きい。
責任も大きいけど、やりがいもあって楽しみも大きいわけだし。

核家族が増えて子育てはますます大変で、複雑になっていくようだけど、
ポイントは意外とシンプルかも。

とりあえず、心の向きがズレてなければ大丈夫、大丈夫。
良い本もあるし、参考にしたいお母さんも、最近はブログやHPでいろいろ見れる。
間違えてたら、それがわかった時点で、ごめんなさいって子どもに謝って、またやり直したらいいんだから。ね。





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最終更新日  2005.09.20 03:12:46
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