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右脳教育×モンテッソーリ幼稚園

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2006.10.03
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幼稚園で役員のミーティングを先生としました。

2歳からロモを通わせてますが、私はこの園が大好きなんです。
お部屋の雰囲気もすごくいいし、先生方も保育ひとすじで子どものことをまず第一に考える方ばかりなので、安心して任せられるのです。
子どももイキイキと毎日通ってますし、日々成長していて親子とも満足しているんですね。

ですが、他のお母さんたちは、必ずしも満足している人ばかりじゃないんです。

毎年、不満を抱く方々と言うのが数名いるみたいで、何だかお母さんたちの話を聞いてると、毎年同じところで引っかかってるみたい。

どうも理解不足ではないかと思われるところがあり、もしかしたら先生がもう少しわかりやすく説明してくださったら誤解が解けるのでは?と常々考えていました。
そのことをちょっとお話しましたら、

結局
「どんなにお話しても、わかっていただけない方っていらっしゃるんです」
「言葉ではわかりました、と言っていても、心底からそう思ってないな、という方もいらっしゃいます」

なんて話になりました。

どんなところがすれ違ってるかって言うとね、
親はいろんな教具をやらせたいんですよ。
た~くさんある教具、それぞれ目的が違いますね。
洗濯やアイロンがけ、窓拭きなどの日常生活の練習もありますし、匂いを嗅ぎわけたり、味を見てあてっこしたり、手触りの違いを見たりする感覚教育、
工作して作品を作るのもあるし、算数や文字を習得する目的のもの、地理を学ぶものなんかもあります。
年齢が上がってくると、そろそろ文字や数字に親しんで欲しいな、なんて思うわけです。
自分の子どもが、いつまでもビーズをスプーンですくって右の器から左の器に移していく、なんていう教具ばかりやっていると、イライラしてしまう親がいるのですよ。

ハサミで形を切り抜いて紙に貼る、っていうのも、果てしなくたくさん作っていると、「まぁ、すごいね、たくさんできたね。だんだんきれいに切れるようになってきたね。色合いが素敵ね」なんて言ってくれないのです。
「あんたいつまでそれやってるのよ!もうやめなさい!もっと別のことをやってきなさいよ」
などと言われてしまう子もいるのですよ。実際。

でも、園では「今日はあなたはこれをやりなさい」ってことは一切しません。
この年齢だから、この教具はやってはいけません、って言うこともありませんし、
この年齢だからこれをやりなさい、っていうのもありません。

教具の使い方の説明は一通りするけれど、どれを選ぶかは子どもに任せるのです。
自分からやりたいと思う気持ちが大事だし、無理にさせても意味がないどころかかえって害になります。
一番大事なやる気をそいでしまうのです。
それと、繰り返し同じことを集中してやっていく、深めていくというのも大事なので、自分からやめるまで待ってあげなきゃいけない。

でも、それができないんです。
子どもって、必ず文字や数字に興味を抱くものなのに、その時期を待ってあげられないのです。

繰り返し無理強いすることが続くと、ほんとに取り返しのつかないことになってしまうのに、気づかない親は多く、残念だし、一番子どもがかわいそうなんです。

先生も、「家で算数などをやらされている子は、見てすぐにわかります。」
とおっしゃいます。
同じ教具に取り組んでも、“やらされてる子”というのは、吸収の度合いが違うんだそうです。
ほんとに興味を持って自発的に取り組むのと、お母さんにこれをしなさい、これをした方がいいよ、と言われたからやる、というのとでは、その教具に取り組む喜びが違う。楽しさが違う。

これをこうしたらどうなるのかな?わぁ!こんなふうになるんだ!すごーい!っていって興味津々なのと、なんだか坦々としていて終わり、っていう具合に違うんですって。

楽しさが弱かったら、いくら早い時期に取り組んでも、いくら頻繁に取り組んでも、それは失敗じゃない?

それがどうしてもわからない、という方がいるのです。
それで、うちの子にはこの教具をやらせてください、これはやらせないで下さい、と言ってくる方がいるのだそうです。

幼児教室でも、「最近の親はあせりすぎです」と言っていましたが、あせっていいことないんですよ。子育ては。

幼稚園生活がとても豊かで実り多いものになるか、そうでないかは、親の受け止め方次第だそうです。
それは、お受験塾に行っていたとしても同様で、親しだいで好奇心旺盛な吸収力の強い子にもなれば、そうでない子にもなるそうです。


これは“肝”だよなぁ。。。と思います。
ミーティングそっちのけで良いお話を聞いてしまいました。



たくさんの絵本を読み聞かせることで、好奇心の引っ掛け材料を芽ばえさせてあげることができると思います。





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最終更新日  2006.10.10 07:09:35
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