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右脳教育×モンテッソーリ幼稚園

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2008.03.30
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昨年受験したお子さんをお持ちの方とお話したんですが、そのお子さんの場合、過去問などをやってみて、できないものがあったりすると、非常にかんしゃくをおこして、怒り出すらしいんですね。
なきながら怒鳴りながら親に感情をぶつけるっていうような感じになったらしいです。
自分ができないってことを思い知らされるのがいや。
くやしい。
かといって、できないことをコツコツと努力するっていうことも嫌い。

だから、
やってみる → できない → 怒る → 
他のものをやってみる → できない → 怒る → 繰り返し。。。

で、進歩なし。

それで、非常に受験準備期間中、家庭内が荒れて大変だったんだそうです。
親がやってごらん、と言ったわけではないのだそうです。
子が自らこれをやる、といって取り組んだ。
それでできないので、かんしゃくを起こす。

親がやらせたわけでもないし、親がこんなこともできないの?と言ったわけでもない。
でも、非常に準備期間中、大変だったんだって。

それで、あなたも気をつけてね、この先長いから、って話なんですけど、
この子とうちの子は全く違うタイプだからなあ。

というか、普通、子供でも大人でも、できないことができるようになったら嬉しいよね。
今までできなかったことが、できるようになった、なんて、
この上ない喜びじゃない?

どんなおもちゃ買ってもらうより嬉しい。
どんなご馳走を食べるより嬉しい。

というのが普通の感覚だと思うんだけど。。。。。

私も幼稚園時代に、お友達の描いている絵をみて、自分の絵があまりに下手なんですごく恥ずかしくなって、家で練習したんだよね。
たくさん練習したら、そのうちうまくなっちゃった。
平均レベルよりはるかにうまくなっちゃったの。

嬉しかったですよ。
絵がだ~い好きになりました。

でもね、うまく描けちゃうっていうのが、それはそれでなんだか恥ずかしくて、こそこそと描いてるところを片手で隠しながら絵を描く子になっちゃったんだけどね。
自意識過剰だったね。

まあ、それはいいとして、
特に子どもの頃って、大人と流れる時間が違って、
大人になってから絵を練習しても、多分そんな2,3日とか、1、2週間では上達しないと思うんだけど、
幼児が絵が上手になりたいって思って練習すると、ほんの2、3日か1,2週間でものすごく上手になるもんなんだよね。

運動でもそうで、大人がアイススケート習おうと思ってやっても、なかなか1日じゃ限度がある。
でも4,5歳児ならゼロからでも1日でかなり上達する。

そういうこともあって、この5,6歳の時って黄金時代だと思うわけ。
苦手なものがあったら、それこそお宝発見!と思うべきで、
「苦手」と「得意」はコインの裏表。
「苦手」は料理の仕方次第で最高の「得意」にもなりうるんですよ。

得意、好き、できた、ばかりに注目してどうするんですか。
苦手、嫌い、できない、があなたの宝物なのです。
それをどう得意で好きでできた、に変えていくかっていうのに
楽しさ喜びがあるのだし、人生の醍醐味があるのですよ。

苦手な人、嫌いな人があなたの宝物なのです。
それをどう、好きでやりやすい人に変えていくかが面白いんですよ。
それを身に付けたら、もうどの世界に行っても恐いもんなしですよ。

そういうことを我が子には伝えたい。
なので、小学校受験準備、というのは決して親子関係が悪くなるものでもないし、
子供がストレスを溜めて病的な症状を発症するようなものでもないのです。

できないものに果敢にチャレンジして、できるようになる!というのの繰り返し。
親子でエキサイティングな毎日を繰り広げ、喜びを共有する、黄金の日々なのです。


基本的に長所伸展法で育てようという気持ちなんですが、
なにか、今回、そんな風に思ったんでした。

幼稚園も、幼児教室も、両方とも子どものいいところ、得意なところを伸ばしていこうという長所伸展法を軸にしているんですね。
もちろんそれは素晴らしいと思います。

できないところを数え上げて、あなたはこことここができてない。
ここがこうならもっといいのにね、と毎日言い続けるのは問題です。
さらに、あの子はこれができるのに、あなたはまだできないね。
などと言おうものなら子供が素直になるはずがないです。
それどころか、子どものほうが体力的に強くなる中学生くらいになったとき、仕返しされる可能性もあります。
言葉の暴力で傷つけたのですから、仕返しされても文句は言えません。
さらにその子は萎縮して自信がなくなって、才能があっても伸ばしきれないでしょう。
親子共倒れです。

それよりも、
これができたの、すごいね。これもできるようになったね。
あなたのここが素晴らしい。と毎日言い続ければ、
どんな子でも輝いて才能を伸ばしていけると思います。
どの子にも才能はあるので、それを伸ばせるか伸ばせないかは親次第なのです。

でも、あまりにそれが過ぎて、できない部分を全く無視するっていうのはどうでしょう。

私が以前勤めていた会社のボスは、父親が厳しい人で、○○大学に行くなら英語を習得しなければ許さん、という感じだったそうです。

英語には興味がないと言っても関係ないのです。
英語をやらないのなら大学に行くお金は出さない、という感じ。
それで、ボスは大学で英語の研究会みたいなところへ入って、英語を徹底的にやったそうです。
留学はしてません。外人講師についたってこともありません。
ひたすらコツコツ英単語を覚え、センテンスを覚え、英会話テープを聴きまくって習得してったのです。
その基礎があったので、社会人になったときに大いに役立ったと言ってました。
今では英語で講義をし、外国に招かれた際は英語でスピーチをしています。
会話も普通に通訳なしでしています。
英語を習得していなければできなかった仕事をたくさんしています。
だから、興味のないことを無理やりだったけど、やっていたために世界が広がったのです。
無謀な父親だったけど、振り返ってみたら感謝しかない、って感じなのです。

なので、身近に1人くらい、
「お前そんなこともできないのか、もう○歳ならできて当たり前だぞ」って言う人がいても良いんじゃないかと思うんです。

普段は好きなことを中心にやって、お母さんからは、こんなこともできるの、すごいね。
あなたのここが素晴らしいところだね。と褒められていって、
たまに、「これは常識だぞ、これを知らないのは偏ってるぞ」なんていう人もいる。

というくらいがちょうど良いんじゃないのかな、って気がします。

う~~ん、なんかタイトルからずれた感ありですが、
子供には、バランスよく育って欲しいです。
それで、できないことがあったら、チャレンジするってスタンスでいてほしいし、
コツコツ努力してものにしていくっていう姿勢でいて欲しいです。
あと、世の中にはすごい人がたくさんいる、ってことも伝えたい。
お前もすごいかもしれないけど、まだまだ上には上がいるんだよ。
でも別に、同じ土俵で戦うことはない。
別のニッチな世界でオンリーワンになっちゃえばいいんだから、っていうリフレーミングの技術も伝えたい。

それは、3歳までの育て方によるのかなぁ。


3歳までに、「自分の思い通りにならないこともあるものなのだ」と体感させる。
べきである。
と、これはボスの言っていた子育て論です。

はじめて聞いたときにはそんな無茶な、そんな時代じゃないよ、今は、と思ったけど、
王様こどもがはびこる現代においてこそ、必要なことなのかも。

授乳も、「時間を決めてあたえるべきである」というのが最新理論だそう。
それが子供にがまんをすることを学ばせられる、んだと。

私の場合、泣くたびに与え、しかも5歳まで飲ませてました。
ぜんぜんがまんさせませんでした。
でも、結構がまん強い子になってるけどなあ。


子どもの世界は理論、理屈が通じません。
情にうったえる、というか、感情を揺さぶる言葉かけが必要。

その辺がわかれば、子育てはカンタンなんですけどねぇ。

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最終更新日  2008.03.30 17:49:44
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