カテゴリ:すべては有権者の責任
日経の記事によると政府税制調査会(首相の諮問機関)の石弘光会長は11日の記者会見で、財政再建に向けて消費税率の引き上げ幅が3%で十分との意見が出ていることについて「10年も20年もずっと3%というのは考えにくい」との見方を示した。
石会長は「2ケタの税率に引き上げる必要もあろう」と明記した2003年の中期答申を「訂正するつもりはない」と発言。中長期的には2ケタ台への引き上げが避けられないという考えを改めて強調した。 経済成長に伴って税収がどれだけ伸びるかを示す「税収の弾性値」については「安定した税源を得る意味では一番控えめに見るべきで、(財政制度等審議会が長期試算の前提とした)1.1程度が安全だ」と指摘。中長期的な税財政論議では、将来の経済成長に伴う大幅な自然増収は想定すべきではないとの考えを示した。 消費税率の引き上げ幅を巡っては、竹中平蔵総務相が社会保障費の抑制などを前提に3%で済むと主張。与謝野馨経済財政担当相が批判するなど、政府内でも見方が分かれている。 (引用終わり) 愚国民が自民党を圧勝させたので、民主党などの野党では現状ではなんともできないが(4年後の衆院選までは自民党はやりたい放題が約束されている)、消費税2桁は間違いないだろう。公務員削減どころか増税論議や国民への負担増を先行させる自民党と公明党は、官僚とタッグを組んで、これからも国民の財布に手を突っ込んで甘い汁を吸い続け、国民を疲弊させ続けるのだろう。 それにしても、戦前にはあっただろう日本人の美意識、国家を愛する気持ちはどこに行ってしまったのだろうか。官僚は国のことを愛し、富国強兵を第一に考えていたのが、戦後はひたすら物質のみを追いかけ、心を失い、私腹肥やしと国民から金を掠め取る行為に没頭しているとしか思えない。国のあるべき姿、宗教、倫理、道徳を国民の意識に復活させなければ真の日本の戦後復興はならないだろう。 <是非読んでほしい本> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月13日 15時43分13秒
コメント(0) | コメントを書く
[すべては有権者の責任] カテゴリの最新記事
|