カテゴリ:すべては有権者の責任
たばこ税を上げ7月1日からたばこの値上げが始まったが、税収を生活習慣病の予防費などにあてるという名目で、谷垣財務相の増税依頼に応えるかたちで、石政府税調会長は「日本は税が、まだ安い。具体的にいつ、どういう税体系にするかと述べると非難されるから言わないが。」と発言し、追加増税検討を匂わせた。税の公平という名目で高所得者への課税強化、個人の所得税と住民税を合わせた個人所得課税の最高税率を現在の50%から88%へ引き上げることも検討されている。株式の配当や譲渡益に対する課税強化も検討中で、経済の活力に水をさす懸念もある。ことほど左様に役人というものは自己利益温存のために民からカネを巻き上げることしか考えていない。公務員の削減などリストラとは程遠い。定年退職と新卒採用を僅かに抑制することによる自然減にしか過ぎず、これさえ、官僚は抵抗している有様だ。石政府税調会長も一橋大学学長という教育者の肩書きを持っているが、これとて教育者と呼ぶには程遠い。日本の教育は戦後から何も変わっていないし、これが日本人の世界がフラット化している中での競争力を落とす原因ともなっている。道徳教育、宗教に代わる日本人の美意識は武士道精神にあったが、これさえも戦後教育の中で否定されたままだから、子供が親を殺したり、他人を殺したりすることが起こったり、大人も幼児を虐待したり誘拐して猟奇的な殺人を犯すことが絶え間なく起こっている。こういった国の大事な問題を放置して、民から税金をどう巻き上げるかということしか考えない公務員、官僚、政治家は雑草のように駆除しなければ、善良な人々が馬鹿をみる社会となってますます悪い世の中になってしまう。できることからはじめよう。声なき声ではなく、せめて声をあげて、一人の声が二人三人と増やしてゆくことで周りの人たちを目覚めさせ、大きな束となって政府に圧力をかけてゆかなければ何も変わらないままだ。
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最終更新日
2006年07月01日 09時32分23秒
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