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日常のニュースからひも解く自らの視点

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村松克哉

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2006年07月13日
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日中の一部の政治家は私益のために日中関係は緊張させておいたほうが良いと思っている。しかし、本当は中国の人たちは日本人以上に仲良くしたいと思っている。私の知る限りでは。まず、中国(韓国も同じだが)の成長の影に横たわる大きな問題を解決するために日本から学びたいと誰もが言う。エネルギー問題、石油は1バレルあたり70ドルも高騰しており、これが経済の足かせになっている。環境問題、中国の水、空気はひどく、砂漠化も進んでおり北京の遷都も検討しなければならない状況になっている。これらの問題は、日本の省エネ技術、環境技術をのどから手が出るほど欲しくてたまらない。日本も世界にこれらの技術をどんどん輸出するべきであると思う。もはやこれらの問題は日本だけの問題ではないのだから。それから、日本が戦後の高成長、バブルを通して30年間も発展してきた背景、政情安定(自民党単独政権が続いている)、格差が少なく労使協調型企業の多さ(CEOと平社員の格差が欧米に比べて小さい、労働組合のストが少なく労使協調路線をとっている)、これらのノウハウを学びたいと思っている。いまや、中国は1年前と比べてかなり自由になってきた。共産主義も改めかねない風潮だ。経済が自由主義、資本主義をとりいれて、政治も変わろうとしている。毛沢東や文化大革命の批判も自由になってきた。考えられないほどの変わり身の早さである。昨年、あれだけ騒いだ反日運動もなくなり、天安門事件以後の愛国教育を反省し、教科書さえ見直そうとしている。利をもって革むる。歴史問題は本来日中関係の障害にならないはずでした。関係が悪くなった今、あたかも過去の戦争を理由に双方が和解できないようなことを言う人がいますが、僕は違うと思います。昔も今も、和解してほしくないと思っている勢力があります。日中関係を緊張させておいた方が自分の存在感が増大し、得する人が日本にも中国にも米国にもいます。
日本と中国はお互いに相手のところに乗り込んで批判できる関係になればもう何の心配もないと思います。自国にいながら他国を汚い言葉で非難する内弁慶はどこの国にもいますが、彼らはだいたい肝心な時は逃げる人たちです。世界の歴史を見ても分かるように戦争を起こした人たちはだいたい戦争の責任も取らず最後まで生き残ろうとした人たちでした。我々はそのような人たちに巻き込まれないように冷静な眼力を養っておく必要があると思います。平和のために。





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最終更新日  2006年07月13日 10時18分15秒
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