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日常のニュースからひも解く自らの視点

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村松克哉

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2006年07月17日
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国家主義から国際主義へ日本は進むべきである。日本という国は、相当誤解されている。我々は国際主義的高度な文化・道徳をもった人間になってゆかなければならない。その基盤となるべき、日本の自立は、日本という独特な位置・風土・伝統に基づく発想、いわば本当の「思想」に基づくものでなければいずれは破綻し、いわゆる国際性も成り立たないであろう。戦後60年、精神的基盤、教育が日本には欠けていたといわざるを得ない。初等教育から新渡戸稲造の武士道を教えるなど世界各国で当然のように行われている宗教教育に代わる精神教育を行わなければ、戦後の日本は結局、本質的には戦前と何も変わっていないことになる。
下衆な精神構造、エログロ・ブログの反乱、暴力・殺人、家族同士が殺しあうなど、今の日本人は人間の本性を見極めたような気がする。日本はいかに生きるべきか。日本という基盤の上に、いかなる技術を打ち立て、それを基にしてどのように生きていくべきか、その発想の基礎は「思想」である。先の戦争の反省なき思想の上では、日本という国はもろく、他の国からも誤解される。徹底的な反省に基づいた思想を作ったうえでなければ自信が生まれない。私は藤原正彦氏のいうような新渡戸稲造「武士道」を基盤に日本という国、人の生きるべき道を考えるべきではないかと思う。
<お奨め本>
国家の品格祖国とは国語「武士道」解題「武士道」を原文で読む虜人日記日本はなぜ敗れるのか
国際人新渡戸稲造尊敬される国民品格ある国家






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最終更新日  2006年07月17日 08時24分55秒
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